イヤーマンレストラン / 名古屋市 ■ 大名古屋編[03] カレー交流会!大量大漁ビリヤニほか! | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

春になって遠征の虫がウズウズ騒ぎ出したので大名古屋にカレー遠征してきました。


 

◆◆ カレー遠征 2018 春

 大名古屋 編(カレーパーティとスリフェスと私)

 

■ 大名古屋編もくじ一覧 ■ NEW !! 
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12370553549.html

 

 

 

 

或る日の イヤーマン

 

 

・外観

 

「イヤーマン・レストラン」

(愛知県名古屋市港区十一屋3-25-11)

 

 

 

金山の「カフェPAHANA」を出た香月師匠と私は、予定通りパーティ会場へと向かった。

 

目的地は”耳の男”こと、「イヤーマン・レストラン」だ。(以下、イヤーマン)

 

 

比較的最近オープンしたにもかかわらず、愛知県のカレー界はもちろん、全国的にも話題沸騰のこの店。

(※ただしカレー・クラスタ住民に限る)

 

 

 

 

・ラフィック総料理長(近影)

 

その理由の一つに、総料理長のラフィック氏(パキスタン・カラチ出身)のつくる”手作り生スヰーツ”の存在があることは間違いないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

そんなに広くはない店内の一番目立つ場所にガラスのショーケースが鎮座し、中には【グラブジャムーン】や【バルフィ】などのインド系スヰーツがずらりと10種類近く並ぶ。

 

 

 

 

・お土産で購入したスヰーツ

 

とくにこの【バルフィ】は牛乳を煮詰めてつくる”コヤ”からの手作り品とのこと。

 

非常に手間のかかるコヤづくりをして1個100円は破格だろう。

 

(※余談だが、コヤからつくった本格バターチキンカレーは絶品)

 

 

インド・パキスタンからのお土産でいただくような市販品のバルフィはカチカチに硬かったりするが、こちらのバルフィは生チョコのような柔らかさと優しさが素晴らしかった。

 

 

 

 

・ルクディンさん(近影)

 

なお、スタッフにはラフィック総料理長のほかに西ベンガル出身のルクディンさんもいる。

 

なんとなく、やみ先生を見る彼の視線が”物言いたげ”だったが・・。

でも気にしない。

 

 

 

 

 

実はこの店のスタッフ2人とも日本語はあまり通じない。

ゆえにコミュニケーションには苦労する。

 

 

その中で名古屋在住のカレー仲間、西田さんがご尽力してくださり、今回この店にとってもおそらくは初の大パーティ開催となった。

 

 

西田さんがパーティメニューの伝達、交渉にあたって大いに苦労されたことは想像に難くない。大感謝。

 

 

 

 

・厨房内風景

 

厨房は細長く、すれ違うのも難しい。

さらにはオープンキッチン状態。

 

 

 

 

 

ちょうど金曜日なのでスペシャルな【ビリヤニ】がある日。

 

それに便乗するかたちでビリヤニを中心としたメニュー構成にしてもらうことになった。

 

 

 

 

 

毎週金曜につくる【ビリヤニ】(この日はマトン)に加え、もう一種特別に【フィッシュビリヤニ】も予約。

 

(これが後に参加者一同を驚愕させることになろうとは、まだ誰も知る由が無かった。。)

  

 

 

 

・奥のテーブル席

 

奥の部屋には靴を脱いで上がる。

 

テーブルを2つ並べて会場設営。

(※先客を急かした気もするけど気にしない。)

 

 

愛知県在住の皆さん11名に私を加えた計12名での記念すべき宴。

 

その名も、『大名古屋カレー交流会 vol.1 』、ついに開催!

 

 

SNS等で交流をさせていただいていて、長年お会いしたいと思っていた皆さんとこうしてカレーパーティする日がくるなんて。

感無量だった。

 

 

 

 

 

食べる探偵 

 

 

ここで、出てきた順に料理を見ていこう。

 

 

 

 

ライタとアチャールとスヰーツ2点

 

 

まず最初にこれが出た。

 

 

 

 

 

上がミックスアチャール(タマネギ、ニンジン)、

下がライタ。

 

ライタは刻んだキュウリなどがミキシング。

ビリヤニには欠かせない。

 

 

 

 

 

ここでいきなりのスヰーツ登場!

 

〆に出るのではなく、冒頭にくるのが耳の男のレストラン。

 

まさにスヰーツが自慢、これが店のアイデンティティなのだ。

 

 

カーラーグラブジャムーン(黒いグラブジャムーン)とスージーハルワ(中央、オレンジ色)で可愛い花をあしらってあった。

(※黒い粒はチョコレート)

 

 

イヤーマンのスヰーツは私にも食べやすい甘さだったのだが、西田さんによれば、「現代的に甘さを半減させている」らしい。これには納得。

 

 

 

 

 

シャミカバブ(アルティッキ?)

 

 

続いて【シャミカバブ】の登場。

 

 

 

 

 

ラフィック総料理長は【シャミカバブ】と言っていたが、中身はほとんどジャガイモだった。

(※日本のコロッケの中身に似ている)

 

どちらかといえばハンバーグ的なイメージの【シャミカバブ】というよりは、【アルティッキ】といったほうがしっくり来る。

 

味は良い。

 

 

 

 

 

フィッシュ・ビリヤニ(特注品)

 

 

ここでメインディッシュ登場!!

 

 

 

 

 

一人一皿ずつ、”フルサイズ”のビリヤニだ。

 

 

 

 

 

バスマティの粒が大きく、噛むほどに味わい深い。

(※米粒の大きさは大から小までいろいろな商品がある。価格もバラバラだが、大粒のものは高価)

 

 

 

 

 

イミズスタンから”新湊の漁師”がくるから、という粋な計らい?

 

フィッシュビリヤニには巨大なサバのフライがゴロゴロとガン入り。

 

 

 

 

(※写真提供:西田さん)

 

 

さらには、立派な鯛も豪快にミキシング。

 

 

 

 

 

「ビリヤニになっても鯛!!」

 

 

 

 

 

脂の乗った鯛はビリヤニにも合いまくり。

 

これぞパキスタニ鯛メシ。

 

 

とにかく、これがフルサイズで1皿あるだけで腹パン必至。

 

うれしい悲鳴を上げながらも、まだ続続と料理が出てきた。

 

 

 

 

 

サグ・マトン

 

 

ここでカレーの登場!

 

正統派パキスタニ・スタイル。

 

 

ほろほろなマトンに、原形が残る形でホウレン草が絡みつく。

 

 

オイリーなのは乳製品を添加していない証。

シバキ油よ永遠に。

 

 

 

 

 

イヤーマンのカレーは秀逸なのでまたいろいろな種類を食べてみたいと思った。

 

 

 

 

 

チャパティとパラタ

 

 

カレーにはチャパティでしょ、と言わんばかりに助っ人を引き連れたラフィック総料理長が笑顔でご登場の図。

 

 

 

 

 

左、パラタ。

右、チャパティ。

 

ナンは出てこない。

私たちはいつだってチャパティ派。

(そして全粒粉ロティ派だ)

 

 

腹パンでほとんど手がつけられなかった。。

 

 

 

・・・からのー

 

 

 

 

 

マトン・ビリヤニ(金曜スペサル)

 

 

 

 

まさかのビリヤニ時間差攻撃!

 

大皿に山盛り【マトン・ビリヤニ】が鬼積みで登場!!

 

 

 

 

・探偵たちの食卓

 

ゴゴゴゴゴ・・・

 

 

 

 

 

もう、頭が真っ白になって、どこからどう食べればよいのかパニック状態。

 

 

食べても食べてもビリヤニがとまらない、終わらない。

 

 

 

・・・からのー

 

 

 

 

 

チキン・ブロスト

 

 

このタイミング、終盤になって、

 

アツアツ揚げたての【チキン・ブロスト】が、チキンレッグ1本ずつ豪快に配給開始!!

 

 

つまりはこれ、デザート!!

 

チキン・ブロストがデザート枠!!

 

おそるべしイヤーマン。

(※ほめ言葉)

 

 

マサラがバシッと効いて秀逸な出来だったのでこれだけでも一食になりうるものだったのに、さすがにほとんど食べられず。。無念。

 

 

 

 

 

無糖チャイ

 

 

チキン・ブロストにチャイで〆。

 

素敵すぎる。。

 

 

 

 

・つわものどもが夢のあと

 

そんなわけで、楽しく、美味しい宴は大成功。

 

料理も食べきれない分は包んで持ち帰るなどしてきれいに無くなった。

 

 

***

 

 

今回、まだ店のほうでもパーティ慣れしていないことから、ボリュームなどもありすぎた感はあった。

(※客としてはうれしい話ではある)

 

これは今後、時間とともに修正されていくのだろう。

(※そのほうが店のためには良い)

 

 

ほんとうにうれしそうに料理を出してくれたラフィック総料理長とルクディン・シェフの”おもてなしの心”が痛いほど伝わり、この店のことが大好きになった自分がいた。

心から感謝したい。

 

 

また、主催の西田さんと、参加された愛知県在住の皆さんには非常に感謝しています。

これを機に、今後も2度、3度と交流を深めさせていただきたいと強く願っています。

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

2日後の イヤーマン

 

 

 

後日談。

 

2日後、再度イヤーマンに立ち寄った。

 

 

 

 

 

この日は日曜日で、日曜スペシャルの【ハルワ・プーリー】があったが、予定があってそれは断念。

 

 

 

 

 

イミズスタンへ戻る前にお土産のスヰーツを買っておきたかったのだ。

 

右上から、ピスタバルフィ、バルフィ、グラブジャムーン

左上から、カーラーグラブジャムーン、ラドゥ、ココナッツペダ

 

 

 

 

 

これが名称不明。

 

(※4/30 追記。後日、西田さんが調べてくださったところによると、【ココナッツ・ペダ】というものらしい)

 

 

 

 

 

 

帰ってから、バルフィとともに遠征の甘い余韻に酔いしれた。

 

 

 

***

イアーマンレストランパキスタン料理 / 稲永駅
夜総合点-

***

 

 

※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

 (やみちゃんも登場!) 必読の書。

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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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