居酒屋シャンガリ / 福井市 ■ カレー遠征・姫路 [7] 〆の南印・福井駅前 | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

・・そう、それは早春の話。。


カレー遠征2016早春・姫路 編(奈良・神戸・姫路・福井)

と題して2泊3日のカレー遠征(※)をしてきました。

(※主としてカレーを目的として旅をすること)

移動距離 850km。

全7回納得ボリュームで随筆更新してきましたが、いよいよ最終回。

最後までお付き合いしてくださりありがとうございました!

★姫路遠征2016(もくじ)
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12168848026.html


今回は第7回目(最終回)です。

 


<或る日のシャンガリ>

 

 

・外観

 

居酒屋 Shangari (シャンガリ)」

(福井県福井市日の出1-14-10)

 

姫路遠征のラストを飾るのは、新福井駅前にある居酒屋シャンガリさんです。

 

関西から富山に戻る際にちょっと寄り道、途中下車。

 

 

・店内風景

 

やみ「磯野~!」

 

なんでも、南インド・ケララ出身のご主人と福井人の奥様がモルディブ共和国で運命の出会いをし、ご結婚。

 

2014年にこの店を開き、夫婦仲良くお店を切り盛りされているそう。

 

 

・メニュー

 

居酒屋なのでアルコール類は豊富。

世界のビールが揃っています。

 

 

・パクチー推し

 

黒板メニューにはオススメ料理がずらり。

 

中でもマスター自慢の菜園で栽培したパクチー(ダニヤ)を使ったものが数多く揃っていました。(※トッピングのみ)

 

最近(?)では帝都の渋谷などに【パクチー・バー】なんかもできるぐらい、じわじわダニヤ人気が高まっていますが、地方都市ではまだまだこれからです。

 

 

・メニュー(一部抜粋)

 

うーむ、酒のおつまみばかり。

 

今回のお目当ては、ご主人の作る南インド料理なのですが。。

 

 

 

ようやく見つけた南インド料理コーナー

 

各限定10食】というのが焦るのと、ちょっとカレーの種類が少なすぎる(事実上、3種類のみ)のが難点かな。

 

でも、ケララ人がつくる南インド料理は北陸地方では貴重です。

いろいろと大漁オーダーしてみました。

 

今夜は、やみラジャ気分♪

 

 

・遠征の疲れ

 

やみ「う~ん。 遠征の疲れが今になって出てきたわ・・」

 

 

・お通し

 

・・・気を取り直して。

 

嗚呼、やっぱり居酒屋であることは譲れないのですね。

 

チャージが発生しますので、純粋にカレーだけ食べてサクッと帰るのでは、他店より割高に感じられるかもしれません。

 

 

・マハラジャセット

 

まずはこの店のイチオシ(というよりこれしか選択肢がないかも)、

マハラジャセット」です。

 

 

 

カレーは3種類。

奥から、「チキン、野菜、フィッシュ」です。

量は約180mlずつかな?

 

いずれも自慢のパクチーがトッピングされていました。

南インドらしいシャバ系グレービーです。

 

 

・CHICKEN CURRY

 

チキンカレー

 

具材は骨なしのモモ肉が数個。

ココナッツミルキーな優しいクルマでした。

 

 

・VEGETABLE CURRY (SAMBAR)

 

野菜カレー

 

事実上のサンバルでした。

酸味は極めて弱く、温野菜スープといった感じ。

 

後からご主人に訊いたところ、地元のお客さんは酸っぱいのも辛いのもダメなのでこの味にしているとのこと。

 

 

・FISH CURRY

 

フィッシュカレー

 

ブリの切り身が入ったフィッシュカレー。

ちょっとオイリー。

 

フィッシュカレーは酸味が味の決め手だと思いますが、こちらも酸味はゼロでした。

(理由は言わずもがな。。)

 

南インドカレーと思わず、単なる「魚のスープ」だと思えば普通に美味しいんですけどね。

 

 

・カレーのおとも3種

 

北インド系の店にはない、南インドのティファン(軽食)3種です。

 

 

・CHAPATI

 

まずは全粒粉のチャパティ

これは北インドでもおなじみですね。

 

とても薄焼きなのが特徴。

この店の場合、サイズも小さいので1枚ではまったく腹にたまりませんでした。

 

 

・IDLI

 

イドゥリです。

豆粉と米粉でつくった蒸しパン。

私の好物なんです。

 

先日のKHUSHI(富山県高岡市)のパーティでは富山初登場だったわけですが、福井県のこの店には毎日あります。

 

悲しいかな、サイズが極小。

チャトニなども付属していないのでカレーにつけて食べるしかありませんでした。

 

 

・IDYAPPAM

 

ケララの朝食、イディアッパムです。

スリランカ料理でもおなじみ。

 

米粉でつくる麺ですが、そうめんに似た味なのでこのままストレート喰いしてもまったく美味しくはありません。

 

つくる手間の割には他のティファンに比べて優位性もないので日本ではあまり普及していませんね。

 

 

 

・単品 ビーフマサラ

 

これだけ食べても満腹にはならないので、単品の「ビーフマサラ」をオーダー。

 

こうなるともう北インド料理です。

世界観もなにもあったもんじゃありません。にゃはは。

 

 

 

鉄板ジュージューですよ。

 

 

 

こうやってダニヤを乗っけて、、

 

 

 

はい、やみ先生、アーンして。

 

やみ「・・アーン」

 

牛肉をスパイスで炒めたらそりゃ美味いに決まってますよね。

 

 

・単品 タンドリーチキン

 

店主がイチオシの品が(南インド料理ではなく)タンドリーチキン

 

 

 

インド人は鶏皮を嫌いますが、こちらは皮付き。

タンドール釜もないのでオーブンで焼いたものです。

 

 

 

はい、やみ先生、アーンして。

 

やみ「・・アーン」

 

 

・・もうね、あまり深く考えていたら損をしますちゃ。

ジャンル問わず、うまいものを喰って酒を呑んでください状態。

 

タイのトム・ヤム・クンまであるぐらいですからー。

 

ご主人とカレー談義したところ、スパイスの知識もそんなに無いようでした。

ケララ出身で2003年に来日してから、日本で料理を学んだそうです。

 

すべての日本人が日本料理の板前ではないのと同様、すべてのケララ人が極上の南インドミールスを作られるわけではないということです。

 

 

 

帰りの運転もあるのでラッシーで。

 

呑むなら乗るな、乗るなら呑むな。

 

さあ、イミズスタンに帰ろう!

 

 

『カレー遠征2016早春・姫路 編(奈良・神戸・姫路・福井)』

 

(完)

 

***

Shangariインド料理 / 新福井駅福井駅福井駅
夜総合点★★★☆☆ 3.2

***

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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