■カレー遠征2013初冬【第2回】■マハル(飛騨高山)■高山市に唯一のインネパ専門店へ探偵の話。 | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。


善良なるカレー市民の皆さん。


カレー探偵やみちゃんです。



正月ボケです。

風邪です。


咳がとまらない。

Romanticもとまらない。


勢いで飛騨高山カレー遠征記を続けます。

第2回目です。全4回予定。


だいたい、1ヶ月前のお話です。

では、サクッといきますか。




<ACT2/マハルでインネパ探偵>


・外観




高山での2店舗めは、「インドレストラン・マハル」。

(岐阜県高山市山田町318-1)


数年前に出来たらしいのですが、高山市で唯一のインドカレー専門店。


場所はJR高山駅から約3km離れているのでクルマでないとなかなか行けません。(高山短大の近くです)



・日替わりボード




やみ「あっ、ホワイトボードがあるにか~。ホワイトボードに胸躍らせてしまう男、やみちゃん参上やちゃ~」


でもよく見たら、日本語



・店内風景




なんと、約30席はすべて埋まっていました!満席!

正直、あなどっていました。


客層は、地元のカレーカップル、カレーファミリー、カレーJK(女子高生)2人組など。

カウンターは無く、お一人様はご遠慮願います的な状況。


しかたがないので案内されるまでウエイティングチェアーに座り、10分ほど待っていました。


スタッフはネパール人家族のようです。

日本語はOK。



<食べる探偵>


・ラッシーとサラダと謎のスープがある風景




まず、サラダとスープが出てきました。


スープはいかにもネパール人のまかない風なダルスープ。

イエロームングダールを極限まで薄めて作った、塩っぽい具なしスープです。



・ガーリックティッカ 500円(※夜は580円)




最近、なにかとお疲れ気味だったアラフォー探偵。

ガーリックパワーで自らを奮い立たせないと萎んでしまってさあ大変。


やみ「・・パワーを、我に!」


おもわずギンギンになって完全復活な探偵さん、一丁あがりです。


・いかにもな



中華の影響を受けていますね。

豆板醤のような、なめ味噌・辛味噌系のチャツネが付いていました。


チキンをチョンチョンとつけていただくと激ウマです。



・フォーク責め




それで、余談ですが、なぜか1テーブルにスプーンが1本のみ

あとは割り箸2膳、ナイフ3本、フォーク4本


なぜにフォーク推し?



・タリーセット 1000円




注文時にカタコト日本語なスタッフに確認したんです。


カレーの器(カトゥリ)、サイズはどのぐらいかって。


単品のフルサイズなカトゥリと、タリーセットのカトゥリでは、容量がどのぐらい違うのかって。


スタッフ「全部、一緒デス。トレーに乗らないから違う容器に入れているダケで、中のカレーの量は一緒デス」


ドヤ顔でそう説明されたので、それならばセットでいいかと思ったんですわーたしー♪


・・全然、ちいさいカトゥリでしたわ。(遠い目)


もちろん、そのような仕打ちはご褒美なんですわーたしー♪


順に見ていきましょう。



・チキンカレー




典型的なインネパ系(※カレー探偵用語。ネパール人が日本で覚えたインド風カレー)でした。


水分多め、クリームやナッツ類はほとんど使わない。

油控えめなあっさりカレー。

北陸でいえば、アシルワード(金沢市)の味とほぼ同じ。



・野菜カレー




具が野菜になっただけで、チキンカレーと同じ味でした。



・日替わり枠 チキンとなすのカレー




思わず噴きそうになった探偵さん。


だって、チキンカレーと野菜カレーをミキシングしただけだったんですものー。


3種類あっても、事実上1種類みたいなものだったんです。

まあ、普通に旨かったから良いんですけれども。


辛さ調整は上からチリパウダーをかけただけですね。



・ナン



ランチタイムはおかわり自由らしい同店自慢のナン。

高山市内でナンが食べられるのはこの店だけです。


やみ「・・・あまーーーーーい!!」


なんというか、ヤマザキとかの菓子パンに「もっちパン」ってのがあると思いますが、そのぐらいの甘さ。


ふわふわ、あまあま


砂糖ガン入りで1枚700kcalはありそうです。

これを2枚も3枚も食べたら・・・ゴクリ。



・探偵の食卓(Before)




これが・・



・探偵の食卓(After)




こうなるのが諸行無常。



・おまけ



ところで、この店の暖房器具の石油ストーブ。


なぜか窓側の『顔の高さ』に置いてあります。

かなりの至近距離です。


つまり、食べている最中は『自分自身がローストされる』ことになります。


あるいは、『耳にあったかい息をフーッとかけられている』かのような状態。


やみ「・・ちょ、やめて、やめて、ダメダメっ! 僕はそこ攻められるの、超・弱いがいぜ~ああんっ!」




<まとめ>


・高山市民がナンを食べたくなったら行く店。超・甘いナン。

・典型的なインネパ系です。

・地域で唯一の専門店なので満席。

・いたって普通の、どこにでもありそうなカレー店です。


***

マハルインドカレー / 高山駅上枝駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2

***


やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」



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