イミズスタン・アンバサダー
カレー探偵、やみちゃん です。
或る日の PUNJAB RESTAURANT
或る日のイミズスタン・カレー活動は、国道8号線沿いのパンジャーブレストラン。
(〒939-0304 富山県射水市小杉白石120)
ホワイトボードの日替わりから、マトン系カレーを中心にがっつり堪能しました。
まずはサラダ。
からのーー、、
探偵の食卓
◆ナムキーンゴーシュ Namkeen Gosht
一口目から「これは間違いない」と確信する、うま塩系マトンカレー。
シンプルな塩味ベースながら、スパイスと肉の旨みが前面に出ており、マトンがこれでもかというほどゴロゴロ入っています。
臭みは一切なく、噛むほどに肉のコクが広がる。
余計な味付けをしない分、素材の良さが際立つ一皿。
これは本気でうまい。
◆マトンチャルシー Mutton Charsi
完全に やみつき系。
(※やみだけに)
トマトの旨みとほどよい酸味が、驚くほど柔らかいマトンにしっかり絡みつき、豪快な手喰いが止まらない。
パンジャーブらしい力強さがありつつも、重たさはなく、食べ進めるほどにクセになるタイプのカレー。
◆マトンパラク Mutton Palak
ほうれん草は刻んで、ミキサーにはかけず、そのまま混ぜ込むスタイル。
ペースト状にしない分、ほうれん草の食感と青菜らしい風味がしっかり残っており、マトンの旨みと真正面からぶつかってくる。
パラク系としては珍しく、ここでも肉量は申し分なし。
「緑のソースに肉が浮いている」タイプではなく、肉を主役に、ほうれん草が寄り添うタイプの力強い一皿。
◆チャパティ Chapati
私はいつだってチャパティ派なんですー。
軽くて香ばしく、カレーの味を邪魔しない名脇役。
ナムキーンゴーシュとの相性は特に抜群。
◆ロティ Roti
チャパティよりも少し素朴で、噛むほどに小麦の風味が広がる。
濃厚なマトン系カレーをしっかり受け止めてくれる安心感。
◆キール Kheer
甘さ控えめで、非常に現代的な味わい。
カルダモンの香りがふわっと立ち、レーズンも入っていて地味にならない。
食後でも重くならず、テイクアウトにも向いているのがよく分かる完成度。
◆グラブジャムン Gulab Jamun
正直、甘すぎる印象が強く、これまであまり手を出してこなかったお菓子。
しかし、ここのは別物。
表面は“かりんとう饅頭“のようにカリッとし、シロップは驚くほど甘さ控えめ。
重たさがなく、「これならまた食べたい」と思わせる絶妙なバランス。

アシュファーク料理長(近影)
前から感じていたことですが、アシュファーク料理長のカレーは、パキスタン旅行中に食べたあの味と完全に重なります。
それはきっと、店主サリームさんが「自分の友人たちに自信を持って出せる料理」を目指し、良い材料を惜しみなく使わせているからでしょう。
同じパキスタン人シェフでも、たとえば“メガネ兄貴”が南部カラチ、さらにはルーツであるオールドデリーのスタイルを感じさせるのに対し、この店のアシュファークさんはパキスタンのパンジャーブ地方から北部にかけての伝統的な味を忠実に再現している印象。
「パキスタンの地方色」をきちんと食で感じたい人には、間違いなく刺さる一軒です。
国道8号、カレー・シルクロードは途絶えない。
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
***
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