読みました!





古舘プロジェクト立ち上げの話、

トーキングブルースを思い付いた佐藤さんの話、

そしてトーキングブルースをやっていく中で起こった話。

色んな方の証言が入り混じって、

読了後はドキュメンタリー映画を1本観た感覚でした。


また松村さんのモノマネで知っていた腰山さんの話が、私にはとっても新鮮でした。

「今でいうマッチングアプリみたいな人」っていう例えがぴったりと当てはまる方だったんだなぁと、こんなに人と人を繋げる天才がいらっしゃるんだなぁと、驚きました。


さらに報道ステーションの話も興味深くて、

佐藤さんがその場で原稿を直していた話も、とっても興味深かったです。





平成1桁生まれとしては、

古舘さんは「ニュースの人」というイメージだったので(私は小論文の勉強でメモしながら、報道ステーションを見てました)

報道ステーションを卒業してビバリー昼ズにゲスト出演された時は「こんなに喋る方だったんだ!」と驚いた記憶があります。


それから『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』を毎月聴いて、

戯言、トーキングブルースへも行くようになって、今ではすっかり古舘さんのファンです。



そうそう。『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』で、

「季節の変わり目で心身が重かったんですが、古舘さんの大人気ないトークを聴いていたら、自然と笑ってる自分がいました。月に1回のこの時間は、私にとって心のワクチンです」

と送ったメールが読まれた時、

古舘さんが「そうなんです。大人気ないんです。でもこの人は自分で通ぶりが分かってるね。いやぁー、嬉しいなぁ、なんならブースターショット打ちましょうか」と笑いながら仰っていたのが、私も嬉しくて、

古舘さんのスピーカーを通したこの言葉が、

「この本にぴったりだなぁ〜」って、思い出しながら読んでいました。



あとリスナーさんからのメールに対しての、コメントの寄り添い方も「さすが色んな経験をしてきてるなぁ」と思っていたのが、

この本を読んでより深く理解出来ました。

それによく映画の話をラジオでしていたのも「なるほど、そういう経緯があったのか」と、納得。





古舘さんには、またラジオやってほしいな〜。

音だけの方が喋りの内容もより深く伝わるし、今はPodcastでラジオの配信も出来るから、それもやってほしい。

それは絶対トーキングブルースに繋がる。