読みました!
古舘プロジェクト立ち上げの話、
トーキングブルースを思い付いた佐藤さんの話、
そしてトーキングブルースをやっていく中で起こった話。
色んな方の証言が入り混じって、
読了後はドキュメンタリー映画を1本観た感覚でした。
また松村さんのモノマネで知っていた腰山さんの話が、私にはとっても新鮮でした。
「今でいうマッチングアプリみたいな人」っていう例えがぴったりと当てはまる方だったんだなぁと、こんなに人と人を繋げる天才がいらっしゃるんだなぁと、驚きました。
さらに報道ステーションの話も興味深くて、
佐藤さんがその場で原稿を直していた話も、とっても興味深かったです。
☆
平成1桁生まれとしては、
古舘さんは「ニュースの人」というイメージだったので(私は小論文の勉強でメモしながら、報道ステーションを見てました)、
報道ステーションを卒業してビバリー昼ズにゲスト出演された時は「こんなに喋る方だったんだ!」と驚いた記憶があります。
それから『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』を毎月聴いて、
戯言、トーキングブルースへも行くようになって、今ではすっかり古舘さんのファンです。
そうそう。『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』で、
「季節の変わり目で心身が重かったんですが、古舘さんの大人気ないトークを聴いていたら、自然と笑ってる自分がいました。月に1回のこの時間は、私にとって心のワクチンです」
と送ったメールが読まれた時、
古舘さんが「そうなんです。大人気ないんです。でもこの人は自分で通ぶりが分かってるね。いやぁー、嬉しいなぁ、なんならブースターショット打ちましょうか」と笑いながら仰っていたのが、私も嬉しくて、
古舘さんのスピーカーを通したこの言葉が、
「この本にぴったりだなぁ〜」って、思い出しながら読んでいました。
あとリスナーさんからのメールに対しての、コメントの寄り添い方も「さすが色んな経験をしてきてるなぁ」と思っていたのが、
この本を読んでより深く理解出来ました。
それによく映画の話をラジオでしていたのも「なるほど、そういう経緯があったのか」と、納得。
☆
古舘さんには、またラジオやってほしいな〜。
音だけの方が喋りの内容もより深く伝わるし、今はPodcastでラジオの配信も出来るから、それもやってほしい。
それは絶対トーキングブルースに繋がる。