人生初のキョンキョンライブへ\( ˆoˆ )/



「どんな雰囲気の客層なのかなぁ〜」という興味もありつつ入場すると、20代〜60代ぐらいの方達をお見受けして、
「想像以上にファン層が幅広くてびっくり!」
と思いながら座席へ。

すると、通路隔てて私の後方に80歳手前ぐらいのおじいちゃんが座っていて、
「ライブ始まったらみんな立っちゃうけど見えるのかなぁ」と密かに心配していたのですが、
ライブ始まってチラッと見たら、持っていた杖を使わないで立っている&双眼鏡で一生懸命ステージを見ていて、
「小泉今日子さんって、やっぱりすごいなぁ〜」と、間接的に思った場面でした。

因みにライブ前に流れていた曲は
The B52'S『Love Shack』



ライブは二構成に別れていて、
第一部は、王道キョンキョン。

映像がとにかくすごくて、
会館ライブであんなに照明と演出にこだわっているのは初めて見た。
特に『Fade Out』はすごかった!キョンキョンが白いパーカーの衣装を着ていたのも「そういうことか!」って納得したし、セットの一部になっていた。
曲が始まる前に「この曲の発売当時は、ライブでみんながどうノったらいいのか分からない雰囲気だったんだけど、DJの人がディスコで流し続けてくれたりして、育った曲です」とキョンキョンが話していて、
確かに今聴いても、いや…、今だからこそ曲のかっこよさが分かる!近田春夫さんすごいな。さすが考えるヒット!


そして『渚のはいから人魚』『真っ赤な女の子』等、デビューの頃の曲を歌って踊れるキョンキョンもすごいけど、ライブの演出や照明さんの技術も素晴らしかった。
個人的にはレトロなフルーツの映像が、可愛くてお気に入りでした。(*´∀`*)

あと(おそらく)お決まりの踊りをファンの人も一緒にやってるのを見て(スターダストメモリー『真っ赤な女の子』等)、
ずっと好きで応援していたファンの人の熱量と、40年続けてきたキョンキョンの活動の凄さを感じて、自然と目がうるうる。
(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)


あと最初のMCの時に、
お客さんが昔のグッズ、レコード、何かを書いているうちわを出していて、
それをキョンキョンが、
「みんないつも双眼鏡でステージを見てるから、私もこっちからみんなを見ようと思って持ってきたんだよ〜」と言って双眼鏡を出して見ていたのですが、
双眼鏡が逆だったようで「あれ?見えないから、裸眼で見るね」と言って、うちわに書かれた字を読んでいる姿が可愛かった。(*^ω^*)
その中で「貴一」と書かれたうちわを持っている方がいらっしゃったみたいで、
キョンキョンがそれを見つけて「好きなの?そうなんだねぇ。面白い〜」と言って、
中井貴一さんとのドラマの話、デュエットした話をしていました。



幕間でお客さん一旦着席。
その時に流れていた『夏のタイムマシーン』の映像が本当にすごかった。"人の歴史"に感動。
そしてこの映像が終わった後、キョンキョンがMCで、
「私は、時間は前と後ろで真っ直ぐに進んでいるだけじゃなくて、横軸もあると思っていて、そこには過去の私とこれからの私がいるんだけど、今の私が前に進んだらその横にいる私たちも一緒に一歩前へ行ける気がするから、色々あるけど、今の私が勇気を出して前に進むっていうのが大事だなと思ってる」
と話していたのが、すごくすっごく心に響きました。

40年の芸能活動で小泉今日子さんが「私はこれをやるんだ」っていうしっかりと自分の芯があって、尚且つ、ファンの人や自分の活動を見てくれる人の気持ちも考えながら芸能活動をやってきたからこそ出てきた言葉なんだなぁと、感じました。

そのMCから『夏のタイムマシーン』を歌っているキョンキョンの姿を見て、
40年間、変わったんだけど変わらない小泉今日子さんの生ライブに感動して、おもわず目から気持ちが溢れちゃった。




第二部は、大人のキョンキョン。
座って歌う場面もあり、そこから椅子を舞台の袖に持っていく時「40年も経ったら自分でやるんだよぉ〜」って言ってたのも、愛嬌たっぷりでした。


そしてアンコール最後は、
会場が"サンプラザ中野"ということもあり、
サンプラザ中野くんが書いた『東の島にブタがいたVol.3』





この曲だけは写真と動画も"(ちいさく)OK"だったのですが、
曲が終わってキョンキョンが「撮影はここまでです〜」って言ったのにまだ撮ってる人がちらほら居たから、
キョンキョンが「しつこい人は嫌いよ」って言ったら、
私の周囲にいた男の人たちが一斉にスマホを下ろしていたのが、面白かったなぁ〜。
ファン心理を目の当たりにした面白さがあった。(≧∀≦)




ライブの感想を行ったり来たりしながら色々と書いてきましたが、
40年前の今日に、小泉今日子さんがデビューした今日を同じ空間に居られて、
まさにツアータイトルのKKPP(Kyoko Koizumi Pop Party)に招待されて、大満足。


"アイドル小泉今日子"を演じてるんだけど、その中には小泉今日子さんが本来持っている
「可愛らしさ+かっこよさ=愛嬌」
がたっぷりで、
アイドルを演じつつその素の部分が自然と見えてくるのに、"人間、小泉今日子"をたっぷり堪能しました。

『なんてったってアイドル』『木枯しに抱かれて』『ヤマトナデシコ七変化』『あなたに会えてよかった』『潮騒のメモリー』
しかキョンキョンの曲を知らない私でも、
ライブが終わった後にずーっと余韻に浸っていられるぐらい、最高にたのしいライブでした。

まさに
"あなたに会えてよかったねきっと私〜♪"

なフワフワとした気分です。




【追記】
ライブから2ヶ月経った今でもまだまだ余韻に浸り、
小泉今日子さんのベストアルバムを毎日聴いて『黄色いマンションと黒い猫』も読みました。
そんな最中、4月29日(金)にニッポン放送13時〜15時半でミッツさんがパーソナリティを務める「中森明菜さん、小泉今日子さんのデビュー40周年を勝手にお祝いする特別番組」が放送されていて、しっかりと聴きました。
ライブだけでは分からなかった曲に関する当時のエピソードも聴けて、より深くキョンキョンの楽曲を楽しめました。
因みに私はKYON3のベストアルバムの曲順が大好き!
あと『Koizumi Chansonnier』も激推しです。1曲目の歌詞が心に刺さりまくります。
特に好きな歌詞を抜粋。

「だけど泣いてるばかりじゃ いい女にはなれない 甘さと刺激ね そしてユーモア」



色々書いてきたけど…、
1番言いたいことは
「小泉今日子さん、大好きです〜!!!」