12月8日に発売された『夜にしがみついて、朝で溶かして』を購入〜\( ˆoˆ )/
今作はクリープハイプのオリジナルアルバムとしては6枚目です。

私はユニバーサルのサイト限定受注生産版を購入しました。それはやはり「クリープハイプ歌詞集」が欲しかったからです。

文豪の全集を彷彿とさせる紙の材質と、表表紙がラメ入りでキラキラしていて可愛い❤️


アルバムの外側の説明はここまでとして、
次はアルバムの中身の感想を簡潔に書いていきます〜!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




01 料理
疾走感あって、アルバムの1曲目を飾るのにぴったり。サビの半音上がるメロディがお気に入りです。


02 ポリコ
「『ポリコ』ってなんだろう?」と思いながら聴いてました。
尾崎さんが飼ってた犬はマルコだよなぁ〜🤔
ポリ公の造語かな?


03 二人の間
タイトルを見た第一印象が「aikoっぽい!」
イントロが今のクリープパイプっぽいメロディ(っぽいの連続であやまんJAPANみたいになっちゃった、っぽい)。
サビ前のメロディが昔聴いてたなんかの曲に似てるけど、なんだったけな。
終始優しいメロディ。
あとこの曲ってもしかして、ダイアンがactionにゲスト出演した時に話してたあの曲?!ダイアンのYouTube見て確認しよう!


04 四季
MV含めて大好きな曲。
個人的な話ですが今年の春に色々あってものすごく落ち込んでいた時、この曲を4、5時間聴き続けて歌詞を耳コピしてノートに書いていました。それぐらい歌詞の音がしっかりと耳に伝わってくる。
ただ「ここってエロいって歌ってる?」と歌詞の流れからして疑問だって、でもネットの歌詞検索はしたくなかったのでモヤモヤしたまま過ごしていたのですが、今年の夏ぐらいに発表されたライブグッズを見て答え合わせができました。
ライブの照明でこの歌詞の部分がピンクになってたのを、ふと思い出してニヤニヤします。


05 愛す
去年の春にシングル発売されていて、それからずーっと聴いてます。
『愛す』で『ぶす』と読むのは、尾崎世界観の世界観が好きな人には堪らないはず。


06 しょうもな
この曲もMV含めて大好きです。
今年の夏に放送していた、野球を題材にしたテレ東の深夜ドラマのために書き下ろした曲。個人的にも、今年の夏のテーマ曲!✨
ランニングする時に必ず聴いています。
サビの歌詞「言葉に追いつかれないスピードで ほんのしょうもないただの音で」は、発表順からしておそらく『2・5』を執筆してる時に思いついたのかなって、勝手に考えてます。
尾崎さんがゲスト出演したラジオで「言葉のスピードが」とよく話されているので、今、尾崎さん自分の中でこれがテーマというか指針になってるのかなと感じています。


07 一生に一度愛してるよ
タイトル見て、笑っちゃいました。
超どストレートの恋愛の言葉は、クリープハイプだと私はなんか笑っちゃいます。
「これ言っとけば『キャー、素敵』っておまえらはなるんだろ」感を勝手に感じるというか。
でも曲聴いて「あっ、音楽のことだ」と分かった。これは音楽ファンにはものすごく刺さる歌詞だと思います。特にファースト好きの人に。そしてファーストのことを強く言われるクリープハイプが今歌うからこそ、心に刺さる曲。


08 ニガツノナミダ
1曲目とはまた違った疾走感。
この曲には色んなメロディが詰まっていてミクスチャーみたい。贅沢な曲。


09 ナイトオンザプラネット
このアルバムのリード曲ですよね。
代弁くんのラジオでは、今のところ3週連続ぐらいで流れているし。
同タイトルの映画と、ものすごく関係のある歌詞のようです(尾崎さんがゲスト出演したラジオを聴いて知りました)。
同タイトルの映画を観たら、この曲をより深く感じられそう。
あとこの曲をライブで初めて聴いた時の衝撃がすごくて「ついに世界観が韻踏んだ曲歌った!」って、ワクワク:ドキドキ=5:5って感じでした。



10 しらす
聴いていたら『火まつり』を思い出しました。カオナシさんの作詞作曲の曲は、真っ赤な夕焼けと童話を彷彿させる曲が多い気がする。滝平二郎の世界観みたい。


11 なんか出てきちゃってる
タイトル見た時に「多分エロい曲なんだろうなぁ」と思い『ことばのおべんきょうクリープハイプ歌詞集』を見たところ、なんと歌詞が2行だけなんです!!!
私はこの曲を聴いて、クリープハイプの音楽への遊び心を強く感じました。
ラジオドラマのモノローグみたいな曲としても、愉しめます。
尾崎さんの台詞の部分を書き起こす人が続出しそう。
個人的にはMr.Children『友とコーヒーと嘘と胃袋と』を聴いた時と似たような衝撃を受けた。"ガツン、とみかん"を真冬の夜に外で食べた時みたいに、聴いた感覚が頭にガツン、と残ります。
メロディは一瞬、GREENDAYのアルバム『American Idiot』の2曲目思い出す(うまく言えないけど聴いた人に伝わってほしい!)。
てかこれライブだとどうなるんだろう…。
ワクワクが止まらない\( ˆoˆ )/



12 キケンナアソビ
これはもうシングルでもレコードでもライブでもたくさん聴いて、お馴染み!✨
アルバムでは「いよっ、たっぷり」って気持ちで聴いています。



13 モノマネ
この曲もMV含めて大好きです。アルバム発売前から毎日聴いてます。
「全然似てない 今更泣いても酷いモノマネだな」のメロディが特にお気に入りです。
あとこの曲をコンポorイヤホンで聴いたら、
最初は右(R)から世界観の声と微かにギターの音が聴こえるけど、
「いつもとおんなじ〜」からはLとRでギターの音をモノマネしているように聴こえてこの曲の世界により浸れるので、ぜひ試してみてください。


14 幽霊失格
イントロが良いですよね〜!
バンドの曲感もあるし、歌詞がすっごく好きです。すごく切ない。
『モノマネ』からの『幽霊失格』の流れは、歌詞からしてすごく良い!!!👏✨



15 こんなに悲しいのに腹が鳴る
タイトルからして、1曲目からの流れを強く感じます。このアルバムは通して聴いた方がいいなって思わせる曲のタイトル。
アルバムの最後を締め括る優しいメロディ。
「生きたい生きたい死ぬほど生きたい」って、今のクリープハイプだからこその歌詞だなって思う。




以上が、アルバムを通して聴いた感想です。
ここからは余談。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


私は今でも好きなアーティストの曲は、CDで聴きます。
配信がよく分かんないのもあるけど、コンポにCDを入れてスピーカーから流れるあのドキドキは小学生の頃から変わらない。
そのドキドキの気持ちを忘れたくないし、それを今でも感じられるのはありがたいなって思う。
話は少しズレますが、数年前に読んだマリリンマンソンの雑誌のインタビュー記事で「今はiPodとかでアルバムの曲順が関係なくなってきている」と話していて、それがずっと頭の中に残っていました。
そのインタビュー記事を読んだ時より今の方が、もっとそれを強く感じる時代だと思う。好きな曲だけ自分でセットリスト作って聴く。なんならストリーミング配信では「〇〇のセットリスト公開」が流行ってるし。
でもアルバムをCDで出すってことは作る過程で流れ(曲順)を考えていると思うし、それに何か意図があると思う。
そうじゃないアーティストも居るのかもしれないけど、
クリープハイプは曲順とかをしっかりと考えて作ってアルバムを出していると思うので、
私はそれを真っ直ぐ受け止めたいです。


そう思いながら『夜にしがみついて、朝で溶かして』を聴きました。












配信の世の中だけど、CDを出す文化は無くなってほしくないなぁ〜。(´;ω;`)
遊び心を出せる場所が無くなりませんように。🙏