霊能者、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラー・・・
その中での「本物」と「偽物」。
たまに見かけるテーマであり、気になる人も少なくはないでしょう。
でも、そもそも「本物」と「偽物」の違いって？
実は意外とよくわかってないのかもしれませぬ(・v・)b
※制作中につき、2018年1月11日の過去記事を再掲載してます。
先に断っておきますが、生意気なこと言います
またしてもブラック闇子です（笑）
しかしこれは私の個人的見解に過ぎず、他の方の信念やポリシーを否定するものではありません。
さて。
わかりやすいように「霊能力」を例にして考えてみまそー(・∀・)ﾉ
まず「本物の霊能者」って何だろう？
何をもってして「ホンモノ」と言えるのだろう？
私は、スピに本物も偽物もない、と思ってます。
だって霊能力がゼロの人って、存在しないから。
もっとも、能力値が１の人、４の人、８.５の人…とか、能力に個人差はあると思うけどね。
でもその能力差って、どの辺りから「ニセモノ」という判定を下されちゃうんですかね？
１の人？
それとも２のレベルの人から？
それって誰が決めるん？
いやいや、わかってますって(￣▽￣)ゞ
『霊能を仕事にしてる人の中で、本物か偽物か』
という話なんですよね？
でもそれって、
能力の強弱や、得意分野の違いがあるだけじゃないのかな？
ナイトクラブの歌手は歌でお金もらってますが、それはプロ？アマ？
テレビに出てないけど地方巡業で活動してる、無名のプロ演歌歌手は？
どこからどこまでというボーダーって難しいでしょ。
霊能力をまったく使わずに、ただ相談だけを聞いて、
何かやったフリだけしてお金をもらうという人がいるならば、
これはもう「偽物」ではなくて、「詐欺」みたいなものです。
例えばよくわからんけど、
何か唱えたとか、
適当に何か書いた護符的なものを渡したとか。
いるのかどうかは知らんけど（笑）
でもさ、そんなん、
「祓う祓う詐欺」じゃん(´д｀|||)
明らかに霊能力を使っていない人。
しかもそれを自覚しつつも金儲けのためにやってる人。
この場合はニセモノではなく、「詐欺師」という評価が妥当ではないでしょうか。
まぁね、二極性の社会通念で生き続ければ、
ホンモノがいるなら必ずニセモノもいることになるよね。
私も今までの考え方で捉えてたら、あんまり疑問に思わなかったかも。
でも、他者との比較で
「優劣を競いたい人」
「同業者を蹴落としたい人」
は、そこにこだわります。
「自分こそが本物の霊能者だ！」
「我こそが本物のヒーラーといえるのだ！」
本当は、霊能力も、ヒーリングも、チャネリング能力も、誰もが持っているものです。
除霊や浄霊は出来なくても、故人からの伝言とかなら出来る人もいるだろうし、
何も見えない聞こえない人だって、マッサージの技術とヒーリング系の施術は得意だったり。。。
みんな一人一人個性があるから、得意なことがそれぞれ違うだけだよね。
我々は皆、ただ
「スピを職業にした人」
と
「スピ以外を職業にした人」
の違いでしかない。
どんな世界でも最初からなんでも出来て、すぐに有名になった人ばかりじゃないし。
誰だって最初から自信満々だったわけじゃないだろうし、失敗もいっぱいしたと思うし。
もっと能力を上げようと頑張ってる人を「偽物」とジャッジするのは、何か違う気がするのです。
自分よりも能力が低そうな人をニセモノ呼ばわりする人は、マウントをとりたい人なのだ。
「あくどいスピ商売人をかばってるのか！？」
とか言われたら嫌なので一応言っておきます。
それとこれとは
話の「論点」が別。
ここをごっちゃにする人が多いから混乱するんだよ！
「嫌いだからそれは認めない」
とか、
「人道的じゃないものは許せない」
とか、
そんな当たり前のことで憤って、
負の念モロ出しにして、
しかもただの個人的感情で、
その同業者を裁こうとしてるわけで。
確かに、ひどいスピの人はいっぱいいると思います。
たとえば…
お客さんが家相などの相談に来る（何も憑いてない）
↓
お客さんが帰る時、こっそり低級な霊体を憑ける
↓
後日お客さんは具合が悪くなり、また相談に来る
↓
エンドレス
能力がめっちゃ高いことで、逆にこんなことができてしまうわけです。
これ結構聞く話ですよ(￣▽￣)
つ・ま・り
自分たちでウイルス作ってバラ巻いといて、かかった人に
「かわいそうに。特効薬がありますよ」
と言って、医療費＆薬代まで巻き上げるマッチポンプ的な、支配者のやり方と同じです。
ホント、
『上にあるが如く、下もまた然り』
ですな ┐(´д｀)┌
それでもね、
それは「本物と偽物」の話とは別なのです。
ムカつくけどね。
怒りのやり場がなく、許せん！となるかもしれない。
だけど、
「出来事」と「感情」は、
分けて考えなくてはならんのです。
そうじゃないと、ただの感情論になっちゃうからね(￣ε￣)
ん～～、でも、
たぶんスピの人同士の方が、同業者に対して一番多いかも（笑）
自分が気にいらない人間だからといって、他者をニセモノ呼ばわりするの。
でもそれだと、ただ感情こじらせてるだけで、思いっきり論点がずれてるんだよね。
「以前、他のスピの人の所で、すごく嫌な目にあった」
こういう話はどこでも聞きます。
実際、私も受講生の方からも少し聞きました。
（これは別の機会に）
これね。
話聞いてる側からすると、めっちゃムカつくんです…！(ﾟ益ﾟ||)
そのスピの人に対して。
もう「どうしてくれよう…！
」
という思いがふつふつと…
私だってそりゃ思うよ
でも残念ながら、そのスピの人も、お客さんになった人も、
その時は波長が合ってたから出会っちゃったんだろうなと思うわけですよ。
ウチの生徒さんは、それがもうわかってるからいいんだけど＾＾
で、
似たような話を聞いてるスピ職業の方は、怒りまくる人が多いです。
「スピの風上にも置けんニセモノの奴らが！最低なエセ能力者め！」って。
まぁ、気持ちは超わかるけどねー。
大体こういう人って、正義感が強いのさ(*´Д｀)
でもこういう場合、感情が入ってはアカン。
冷静に、客観的に。
お客さん側の片方だけから聞くことって、話半分で聞かないと。
だから、
これまた激怒されるようなこと言っちゃうかもだけど…（笑）
そういうイヤな能力者がいてくれたおかげで、お客さんが自分を探してきてくれたのは事実。
そこで嫌な思いをしてくれたおかげで、自分の仕事ぶりの評価が上がったのも事実。
つまり、
その嫌なスピの人のおかげで、自分の株が上がったのは、紛れもない事実。
ということ。
もちろん一側面からの視点ですが。
認めたくなくても、悲しいかな、それが「必然」というものでしょう。
自分に都合いいことばかりが「必然」ではないのがツライところであります( ;∀;)
そうそう。
キンコン西野さんがおっしゃってたことなんですがね。
政治家の不倫スキャンダルが話題になり、叩かれまくってた時のこと。
（誰だったかもー忘れたけど）
政治家は仕事さえバリバリやってくれるなら、いくら不倫しようがOK！という西野さん。
私も首がもげそうなほど頷いた！めっちゃ同感！！！！（笑）
なぜ職業にストイックさを求めるのか、まったく意味がわからん。
もしすごく仕事出来る政治家だったのに、辞めさせたのなら…
むしろ我々にとって損失になるんじゃないかい？
仕事中に不倫してたっていうなら話は別だけど、
政治家のプライベートなんて興味ないわ！
スピ職業の人もそれと同じ。
霊能者も、スピカウンセラーも、ヒーラーも、ただの仕事です。職業です。
皆さんと職種が違うだけです。
美化しすぎ、神聖化しすぎでっせ（笑）
嫌な人もいるし、最低なやつもいるし、悪魔みたいな人もいます。
特別扱いしない方がいいです。
変な期待しない方がいいです。
皆さんと変わらない、普通の人間なんだよね。
霊能力の高い人＝人格者、ではありません。
霊能力と人格（霊格）は、まったく別ものです。
（もちろん人格者で能力の高い人もおられますが）
霊現象・霊障で悩んでる時は、霊能力の高い人とか、
悩みごとを相談したい時は、カウンセリング能力の高い人とか、
そういうのも自分で判断できるようになるとイイね(´ω｀*)
自分の心の闇を見つめて自覚していけば、
苦手な人と周波数が合わなくなっていきます。
被害者意識とか、
悲劇のヒロイン気分でいると、
そういう出来事を呼び寄せてしまいます。
でも、
「被害者」がいなくなれば、「加害者」もいなくなりますからね＾＾
嫌なスピの人と出会ったときは、良い教材になると思ってみそ～
「被害者」と「加害者」、
「本物」と「偽物」、
そういう二極分けは、もう要らないかもよ？
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