皆さんこんばんは。
教育研究家 青木鷹人です。

昨日から、

「子育てにおいて最も忘れてはならないこと」

について書いています。今日はその2回目です。

昨日は

「両親が育てられた同じ育て方で子供を育てているから、結果として子供も同じ能力となる」

ということについて説明いたしました。

しかしながら、その説明を読み

「私や夫(妻)は頭が良くなかったから、子供は頭が良くならないんですね」
「私や夫(妻)は運動が苦手だったから、子供も運動が苦手になりますね」



とお思いになる親の方々が多いかもしれません。

しかし、そう考えるのは早計です。この内容について深く考えてみましょう。

「両親が育てられた同じ育て方で子供を育てているから、結果として子供も同じ能力となる」

では、この文章を少々書き換えてみましょう。
すると、

「東大卒に育てられた人間が、同じ育て方で1人の人間の子供を育てているから、結果として1人の人間の子供が同じ能力となる」


となります。この文章をさらに書き換えると・・・

「東大卒の育て方で1人の人間の子供を育てたら、東大卒の能力を持つ子供になる」


となるのです!

つまり、

「子供の能力の結果は、その原因となる育て方によって変わる」

ということになり、

「両親の能力と子供の将来の能力は同じではない」


という結論に繋がるのです。

私や夫(妻)は頭が良くなかったから、私の子供も頭が良くないのよね」
「私や夫(妻)はスポーツは苦手だから、私の子供もスポーツは出来るわけがないの」


世間ではこのような話がよくなされ、私もよく耳にします。しかし、このいわゆる「思い込み」は子供の未来を両親の考え方で閉ざされたものにしてしまう恐ろしい考え方であることが理解できたでしょうか。

というわけで、

「両親の能力と子供の将来の能力は同じではない」

ということを決して忘れずに子育てしてもらえればと思います。
それにより、あなたのお子さんには輝かしい未来が約束されるはずです。