5月は比較的多く本を読んだのですが、その中から一冊をご紹介します



風に立つ(中央公論新社)
                  著者 柚月 裕子
                





風に立つ

家族だから伝わること
家族だから伝わらないこと
家族でも伝わらないこと


犯罪や問題を起こして家庭裁判所に送られた少年を一定期間預かる制度で補導委託の引き受けを突然申し出た父

岩手県盛岡を舞台に、南部鉄器の職人の父とその息子
突然少年を自宅に引き受けると言い出し、反対も出来ず、仕事一筋で、父らしいことをしてもらったこともなく、決して良い親とは言えなかった共に職人として働く父の行動

父の行動に苛立ちと不安を抱え、納得いかぬまま少年を自宅に迎え入れることなり、少年と工房で共に働き、同じ屋根の下で暮らすうちに、今までの知らなかった父の心、過去が明らかに

家族だから言えなかった過去


本の詳しい内容は、こちらで


 


家族っていろんな形がありますよね


著書では、少年を受け入れる家族、少年の家族、一緒に働く職人の家族



家族と言えば、私は父に迷惑をかけられぱなし(今でも😮‍💨)で、10代の頃は普通の一般的な家族に憧れ、普通な家族を作ろうと思って大きくなりました



幸せな家族はいずれも似通っている。

だが、不幸な家族にはそれぞれの不幸な形がある

                トルストイ 


と有名な言葉があります



幸せな家族になるには

  •  生活に困ることなく、経済的に豊か
  •  家族関係に問題がない
  •  健康である
  •  人間関係(友人、親戚関係)に問題ない
  •  夫婦の金銭的価値観が同じ


などが問題がないになるのでしょうか


不幸な家族には、そこに問題があるのかな

問題の大きい小さいはあると思いますが



私の父はまだ生きており、私の心に影を落とします



今回は、このあたりで失礼します


ご覧頂き、ありがとうございました☺️



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