郁文館の理事長の発言で別の学校のことも思い出した | 中学受験の小箱 by 元私立中学教師 yamesen

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塾とは別の角度から学校選択のヒントを書いています。

 郁文館夢学園の理事長、渡辺美樹氏が自分の発言について「謝罪」したという記事を見つけました。 
過労死遺族に「週休7日が幸せ?」 ワタミ渡辺氏が謝罪

 ここではワタミ渡辺美樹氏が「不徳の致すところです」と言っています。この言葉は心から謝る時に使われることが少ないというのが私の考えです。
「佐川」と呼び捨て麻生君 

 渡辺氏は休むことは怠けることだと考えているのでしょう。

 ワタミ郁文館の教員採用説明会に行った人の話を聴いたことがありますが、非常に威圧的だったそうです。
 「気に入らないなら今すぐ帰ってくださって結構です」と言われたので、そのまま出てきたと話していました。
 おそろしい感じです。採用する側がわざわざそんなことを言う必要はありません。
 「給料を出してやるのだから文句を言うな」という価値観(ムード)のある学校で子どもたちは何を学ぶのでしょうか。
 
 ワタミ以外にも休むことを悪と考えている学校もありますね。
 以前、都内某私立学校の教頭から「うちの学校には休む先生はいません」と言われたことがあります。生徒も教員も息が詰まりそうです。
 校長も論語が好きで「小人閑居して不善をなす」と唱えていました。