罰則無くても飲酒運転やめて下さい | アクティバルのブログ

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福岡市で2006年、飲酒運転の車に追突された車が海に転落し幼児3人が死亡した事故から、25日で5年。事故をきっかけに取り締まりや罰則が強化され、全国の飲酒運転事故件数は10年前の約5分の1に減少したが、福岡県では08年を境に一転増加。県警は「撲滅の機運が薄れてきている」と危機感を募らせ、新たな対策に乗り出した。
 3児死亡事故を受け、県内の飲酒運転事故件数は06年の650件から08年には284件に減少。しかし、09年は12件増の296件、昨年はさらに41件増の337件で全国ワーストに転落した。今年も2月に粕屋町で16歳の男子高校生2人が酒気帯びの居眠り運転の車にはねられ死亡するなど、6月末時点で149件と「予断を許さない深刻な状況」(菱川雄治県警本部長)が続いている。
 県警は、3~4月に飲酒運転で検挙したドライバーの半数近くが飲食店で酒を飲んでいた実態に着目。提供側の店を指導する「イエローカード」を作成した。客への対応策や酒類を提供した場合の罰則内容などが記載され、店側が「飲酒運転撲滅宣言書」に署名して県警に提出。道交法違反(酒類提供)容疑での立件に至らない場合でも、カードを渡すことで注意を促す。
 5~7月で63店舗に警告しており、交通企画課は「『店に張れば注意しやすい』との声もあり、抑止力になるのではないか」と期待する。
 一方、福岡県議会は飲酒運転撲滅条例の年内制定に向け検討を進めている。既に宮城など4県で制定されているが、全国で初めて罰則規定を盛り込むことも視野に議論している。(2011/08/22-05:34)

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