アリマアの特徴
アリマアの特徴をマインドマップで表現してみました(FreeMind Ver8.01を使用)。
図にあるとおり、「1手で4回まで動かせる」のが大きな特徴のひとつです。
そのため、一局面の可能手の数が、将棋やチェスなどと比べてかなり多くなっています(平均1万5千程度)。
これが、「コンピュータがニガ手」な理由です。
実際、私の作ったプログラム(bot_Amochi)では、2分間で2手の全検索が終わるかどうか、くらいの深さまでしか読めませんでした。
「プログラミング環境」が揃っているのも魅力。
とりあえずルールどおりに動かせるプログラム(Bot)を作ったら対戦ルームに繋ぎ、他の参加者が作ったプログラム(Bot)や人間と対戦させて、ブラッシュアップしていくことができます。
なお、詳細なルールはWikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%82%A2 )などに譲ります。
はじめましてとブログの目的
始めまして、Y.Saitoと申します。
当ブログの目的は、新ボードゲームであるアリマア(Arimaa)の紹介と、それを題材にして私が書いたプログラムをオープンにすることです。
「アリマア (Arimaa) は、チェスの盤と駒を使用してプレイすることができる2人用のボードゲーム。子供でも理解できる簡素なルールでありながら、各局面で指せる手の数を何千通りにもすることでコンピュータによる計算を困難にしていることが特徴」(Wikipediaより)。そして何より魅力的なのは
1、プログラムどうしの対戦環境がそろっている
2、優勝し、人間にも勝てたら賞金(約1万ドル)と名誉
3、まだ強いアルゴリズムが見つかっていない
という特徴があることです。
私の作ったプログラム(アリマアの世界ではBotと呼びます)は残念ながらレーティング中位程度で終わってしまいましたが、今までコツコツ書いたコードをこのまま埋もれさせるのは個人的にもったいないのと、誰か同好の士への参考になるかとの思いから、このページを作りました。