西表から戻ってひと段落ついたので、おいおい忘備録として、
西表横断の記録を載せていきましょう。
2016年03月20日(日)
昨日、ヒル忌避剤の『ヤマビルファイター』を
夜中から靴や靴下、上着、ズボンにスプレーし、
宿の部屋の中で乾燥させていたので、その匂いと、
駐在所、林野庁から言われた『渡渉できない』が
気になって、なかなか寝付けないまま、朝を向かえる。
08:30、『仲間川マングローブクルーズ』船に乗り込むため、
大原港まで送ってもらった。
乗船切符の方は、既に予約していて、
仲間川展望台の船着場で
下ろしてもらうようにお願いしていたので、
すんなりと入手できた。
船は観光客でいっぱい、ほぼ満席状態である。
08:45 大原港からの空模様。天気は良さそうだ。
08:50 定刻より若干遅れて出港。
暫くは、船長さんの解説で仲間川クルーズを楽しむ。
09:08 船からの仲間川のマングローブ
09:20 仲間川展望台船着場着
船上の観光客の皆様に見送られつつ、下船。
いよいよ、西表横断が始まる。気を引き締めて、注意深く行動!!
09:25 出発。
まずは、展望台への登り。体を慣らすのにちょうど良いかな。
09:36 仲間川展望台着。
展望台からの眺め。パンフレットなどで良く見る、風景である。
少し休んで、出発。
09:44 第三ゲート着。
このちょっと手前まではセメントで舗装された林道だ。が、
ここからは、砂利道となっている。
10:14 東屋1に到着。暫く休憩。
私は、100kmウォーキングがなかなか効いていて、元気だが、
連れ合いは、まだ体が慣れていなくて、既にお疲れモードの様子。
10:36 大富側入口着。24番道標が大富側入口である。
ここが、今回の横断の最高標高。
ここからいよいよ、本格的な山道が始まる。
暫く休憩。
はたして、道はハッキリしているのか、
道に迷わずに、またイタジキ川を無事渡渉して、
今日の目的地、第2山小屋跡までたどり着けるのか・・・・・
10:43 出発。
あとは、体力に任せ、時間に追われながらも、ひたすら歩くだけだ。
11:06 23番道標通過。
11:38 22番道標通過。
11:53 21番道標通過。
12:15 20番道標にて、一発(休憩)。
20番道標は撮り忘れたようだ。
12:23 出発。
12:28 時々、このような急登が現れるが、
だいたいロープが張られている。
3年に1度の割合で行われる、中学生による西表横断のため
整備されているのだろう。非常に助かる。
最近では去年の11月に行われたそうだ。
12:34 19番道標通過。
12:50 18番道標通過。
13:00 17番道標北の渡渉。
若干増水気味だが、それほどでもなく渡渉できた。
イタジキもひょっとしたら大丈夫かも・・・・・
と期待する。
13:07 17番道標通過。一発。
連れあいは暫くお昼寝。ヒル忌避剤のお蔭か、
まったくヤマビルを見かけない。
今の所、道はしっかりしていて、
気を付けてさえいれば迷いそうもないなあ。
山原あっちゃーにとっては、山原の山道と大差ないように感じるが、
内地から来られた方にとっては、山道には見えないかも・・・
この辺には、古見方面への分岐で
今や廃道となった道があるらしいが・・・・・
13:15 出発。
13:32 第1山小屋跡着。通過。
それほど広くはない。テント2張りがせいぜいかな・・・。
動画しかなく、写真を撮り忘れたので、掲載できず・・・
13:34 16番道標通過。
13:35 第1山小屋北の渡渉。
水量はそれなりに多そうだが、渡渉に問題は無し。
イタジキの渡渉も問題無いだろうと確信した。
13:37 急登。
13:40 渡渉。
14:09 15番道標通過。
14:18 中間広場着。一発。
道に迷ったとしても、最悪はここでビバークと考えていた場所。
中間広場まで来れて、取り敢えずはホッとした。
しかしながら、予定よりは1時間35分押してます。
行動食のソイビーンズを2本、昼食代わりに食する。
思った通り、喉が渇き水を飲む。
あまり山での行動食向きでは無いかなぁ。
ウェダーインゼリーの方が良いかもね。
道は相変わらずはっきりしている。
道を迷うようなところは無い。
経験者や、ガイドを付けないと、道に迷う。と
いろいろなブログで書かれていたが、何故だ?
ひょっとして、この先にまだ
いっぱい迷いそうなところがあるのだろうか・・・・・