月に1度は山原の山に登ろうと考えていたのに、

不幸な事故の為、3月に早くも挫折してしまった。

まあ、3月はシャーないからと、足の様子を見ながら、

4月の末日に行ってきた。山原 伊湯岳に。

朝、嫁さんを仕事に送って行って、そのまま山原へ行こうとしたが、

な、なんと、車のエンジンが掛からない、という不幸の見舞われてしまった。

それで嫁さんには自力で仕事には行ってもらい、

その後、バッテリーを1時間ほどチャージしたら、エンジンが始動したので、

ホームセンターに行って、バッテリーを買ってきて、すぐさま交換して

時間も10時半を回っていたが、山原へ向かった。

伊湯岳へは国道58号の浜というバス停の横から入って行った。

そして、この先は多分車では無理だろうなあ、と

目星を付けていた場所に車を止めた。

もしも、また、エンジンが掛からなかった時のためにと、

一応怖いので、やや下り坂の途中で、下り向けに止めた。

20数年前、学生時代に上った時以来で、
その時の印象はなだらかな山、という感じだった。
歩き出して、10分と掛からない内に汗がふき出してきた。
結構キツイ上り。アップダウンも結構ある。
道は砂利道だが、気を付ければ車でもまだ行けるかなあ、って感じ。
そのうちに軽のワンボックスの2人組とすれ違った。

道はこんなのや、

こんな道である。

これならば、私の軽でも来れたかなあ・・・
更に、1台、軽カーとすれ違った。
道の脇にはずーっと電柱が建っていた。
まったく、頂上の米軍通信所のためだけに
わざわざ電柱を建てたんだなあ。ご苦労さん。
と思いながら、約45分後、雨量計の施設が現れた。
そこで、電柱から電線が地中にもぐっていった。
電柱はこの雨量計のためだったんだなあ。

雨量計は結構大きかった。
看板がなければ、単なる雨量計の施設とは
気づかなかっただろうなあ。
後ろを振り返ると、米軍通信所の鉄塔が見えた。

米国陸軍施設を表す看板。

その周りには防衛省の管轄であることを殊更に強調する杭。

通信所の周りをぐるっと回ってみたが、

杭はあっちこっちに打ってあった。

山の頂上では必ず、そこにある三角点を踏んづけて、

その写真を撮るので、その三角点を探したけど、

見つかるのは防衛省の杭ばかり。

やっとこさ見つけたのがこの杭。
これは果たして三角点を示す杭なのだろうか・・・
防衛省のモノに比べても小さかった。

頂上でしばし休んだ後、来た道を戻った。
帰りは35分くらいで車を止めていた場所まで戻れた。
さて、車のエンジンは掛かるのだろうか。
不安の中、キーを差し込んで回した。
一発で掛かって安心した。
今朝、掛からずに良かったかも。
今、ここで掛からなかったらどうなっていたことか・・・