嶽山から下山してきたのは、15時前でした。

ほんとは東かがわ市の虎丸山にも出来れば登りたいと思っていたのですが、移動に30分以上かかるのと、標高も400m以上あって、2時間はかかりそうなので、諦めます。Eさんが代わりに日山に案内してくださることになりました。

日山の登山口までは車で20分ほどだったでしょうか。

日山は高松の三谷町というところにあります。

Eさんの車の後をついて行くと、着いた所は大きな池の堤防でした。

P1209387

池の堤防の上には大きな龍のモニュメントがあって驚きましたが、このため池は三郎池といって「蛇伝説」が伝わっているそうです。

P1209448 池の近くに立っていた説明板です。

それによると、満濃太郎、神内次郎、三谷三郎と並び称された、讃岐の有名なため池なんですね。

満濃池は弘法大師が作られたという香川では知らないもののない、日本一大きいため池ですが、高松郊外にも有名なため池があったんですね。



P1209385 池の向こう側に見えているのが高松のクレーター5座の山々です。

香川の里山は、こんなおむすび型の山が多いのです。







P1209390 日山の登山口は幾つかあるようですが、この日は三谷池の西側から登ります。

最初の緩やかな道沿いにはサザンカの気が植えられていました。

冬場は野草も枯れているので、こんな園芸種の花を見ながら歩きます。

緩やかな道を上がると直ぐに小さなピークに着きましたが、そこは小日山だそうで、ほんとの日山はそこからまだ登ります。




 P1209391


ここからが日山の登りで「東稜顎出しルート、難関の尻見坂」と書いてあります。

なるほど、ここからは虎ロープに沿って急な岩場を登るのです。

登っていると息が上がりそうなほどで、着ていた薄手のダウンも脱いでしまいました。

P1209392 登り始めは14時35分、山頂着は14時58分です。

20分ちょっとの歩きですが、しんどかったです(^_^;

標高は192mだそうで、この日登った3座はどれも標高200m程度でした。

しかし、讃岐の里山はどこも尾根を直登していることが多く、短いですが結構きついところが多いですね。

P1209399 山頂には東屋があって、毎日登ってくる人が多いそうで、出勤簿みたいな登山簿とでも言うのでしょうか、名簿がありました。

早い人は午前3時台に上ってくるんですね。ヘッドランプや懐中電灯使用でしょうね。

山頂付近には餌付けされたヤマガラが数羽いて、直ぐ近くまで寄ってきます。




P1209418 Rさんがひまわりの種を手のひらに乗せておくと、ヤマガラがやってきました。

ヤマガラは野鳥の中ではいちばん人に慣れやすいようです。

東屋にはテーブルもあるので、皆で紅茶をいただき、お菓子など食べます。




P1209440 日山も高松市民に親しまれている山のようで、私たちが登っているときもたくさんの人にすれ違いました。

高さもそう高くないので、手ごろなのでしょう。

下りはEさんの案内で、別ルートを下りました。

下る途中、仏生山の法然寺の五重塔が見えました。高松藩主の菩提寺です。

仏生山も2年前までは名前しか知らない町でしたが、その後2度ほど訪れましたが、古い民家が残っていて、なかなか素敵な町だと感じました。

P1209442 下山してからは車道を歩きますが、民家のロウバイが綺麗に咲いていました。









P1209443 ピラカンサスの実がこんなに残っているのは珍しいですね。

我が家のは早々と野鳥に食べられるのですが・・。







P1209444 やはり車道沿いの畑に咲いていたブロッコリーの花です。

香川にはブロッコリー畑が多いです。








P1209446 畑の畦一面に咲いていたナズナです。

寒い冬ですがナズナやホトケノザはしっかり咲いています。








P1209447 山すそにはクチナシの実が赤く色づいていました。

もしかしたら野生のクチナシかもしれません。








P1209455 三郎池には水鳥が少なかったですが、黒っぽい野鳥がいたのでカメラを向けると、飛び立ちました。

Rさんにカワウだと教えていただきました。


車に着いたのは4時前で、丁度通勤ラッシュを免れる時間帯でラッキーでした。

帰りは高速には乗らず、下道を走って帰りましたが、丁度良い時間帯に帰宅できました。

冬は雪山に登るのも一つの楽しみですが、こうして低山や里山めぐりもこの季節ならではですね。

普段あまり馴染みのない土地の里山に行けば、その土地を少し知ることも出来、今回はランチとセットにして登りましたが、うどん屋めぐりでも歴史散策でも、何かとセットにして登れば、より楽しくなりそうです。

皆でランチする予定のイタリアンレストランには11時半に予約を入れてありましたが、白山を下山したのが11時45分でした。車で走ると丁度11時半ぐらいでしょうか。

結局、レストランにいたる道もEさんの車の後を走ることになりました。

到着はぴったり11時半です。

P1200257

一眼のカメラは場所をとるので、コンデジを持っていき、席に着きました。

このお店にはこれが3度目ですが、冬場は暖炉で暖めているんですね。暖炉が燃えている部屋は、もう5~6年前に千葉の先輩夫妻のお宅に泊めていただいたとき以来です。

ぱちぱちと燃える火は一番のおもてなしかもしれません。

P1200258 前菜です。










P1200259 こちらはデザート。

いつもは山のてっぺんでおにぎりを食べながら話すことが多い山友達との会話ですが、この日はちょっと洒落た雰囲気で楽しみました。

でも、話題はやっぱり山のこと花のこと・・・。

それぞれが今年登りたい山、見てみたい花の話を楽しそうに語ります。


P1209321t 嶽山の登山口はレストランからはほんんの5分もかかりません。

登山口は嶽山の南側にあって、車道に車を置いて歩いても直ぐですが、全員、Eさんの車に乗せていただきます。

というのも。登山口までの道はかなりダートで、普通車だとお腹をこすりそうです。

道標はこんな風にきちんとあります。

P1209322 13時26分に歩き始めます。最初は少しだけ樹林の中を登りますが、直ぐに北にのびる尾根に出ます。

この尾根道は讃岐の里山に多い、白い花崗土で出来ていて、そういう地質のところに良く見かける、ネズミサシ、サルトリイバラなどが多いようでした。

このサルトリイバラはピンボケになりました。



P1209323 クヌギでしょうか?乾燥した痩せ土のため、あまり大きくなれず低いですが、どんぐりがまだ木にくっついています。








P1209325

尾根道を少し歩くと鎖場になっています。

ここから山頂までほぼ垂直距離にして70mほども鎖場になっています。

かなり急な尾根をほぼ直登しますので、ランチでお腹いっぱいになった体にはつらいものがありました(^_^;





P1209336 モチノキのような木が、見えてきましたが、Rさんにカナメモチだと教えていただきました。

カナメモチって生垣など庭木にする木だと思っていましたが、自生のカナメモチがあるんですね。






P1209328 これもRさんに教えていただいたウラジロノキの果実です。

葉の裏が白いのでウラジロノキらしいです。

果実がまるでカマツカの果実とそっくりなので、バラ科かなと思っていましたが、やはりバラ科みたいです。




P1209341 13時43分、山頂に着きました。

ここも祠があります。









P1209345 3等らしき三角点もあります。










P1209354 南側にもピークがあって、南北二つのピークの間はわずか30mほどです。

皆で、鹿島槍みたいだの、吊尾根だのワイワイ言いながら楽しく歩きます。

それにしてもこの尾根から西側を見下ろすと標高200mの里山とは思えないほどの岩場です。








P1209358_2 南側のピークから東を眺めたところです。


奥に稜線が見えるのは女体山の稜線でしょうか。







P1209364 白山からは奥に霞んで見えている小豆島の寒霞渓の前に瀬戸内海がほんの少し見えていましたが、ここ嶽山からは海は見えず、まるで寒霞渓が地続きの山のように見えます。




P1209372 それにしても讃岐は西讃、東讃を問わず、山頂から見るとため池ばかりですね。









P1209377 鎖場の下りは登りにもまして慎重に下ります。

下山時刻はわかりませんが、1時間もあれば登って下れる山のようです。






































昨年11月の初めのことでした。

仙台から親友が帰省していて、彼女を三木町の山すそにあるレストランに案内したときのこと、帰り道にコスモスが綺麗に咲いた畑があったのでコスモスを撮影していたところ、近くに標高は200m程度しかないのに、ごつい岩山が見えたのです。

気になって、帰ってからその山を地図で調べたところ、嶽山(だけやま)という名前でした。岩山なので、登れないかもしれないなどと思っていたところ、つい最近、泉保さんの本に「嶽山」の記録がありました。石鎚に行った帰りに山友達のTさんに三木町のイタリアンレストランを案内するついでに嶽山に登りませんか?と話していたところ、Tさんも乗り気です。

話がまとまり、他にもRさんやEさんに声をかけたところ、とんとんと話がまとまって20日(日付は変わったけど本日です)行ってきました。

P1209324

画像は嶽山の登りの途中で眺めた白山です。

高松郊外の里山は一つ一つの山が低くて小さいので、一つ登るのに1時間もあれば登れますので、せめて2つか3つぐらい登りたいと思いましたので、嶽山とセットで登る山を考えて登ったのが白山です。

Mikino_tizu 地図上に赤い文字で、登った三座を書き込みました。

白山と嶽山は南北に対座するような位置にあります。

直線距離にして4キロほどでしょうか。

集合時間は市内に9時半に集まり、高速利用で、高松東インターで下ります。

高速利用だと、30分もあれば三木に着き、早いものです。

高松のEさんとは三木町の某所で集合予定でしたが、結局、白山に近い某スーパーに来ていただき、イタリアンレストランでランチする前に朝飯前ならぬ、昼飯前の山歩きとなりました。

白山の登山口は琴電の白山駅直ぐ近くの白山神社から登ります。

白山は20年ほど前からこの道を通るたびにやはり気になっていた山です。

讃岐七富士の一つになっている山というのは知っていましたが、昔見ていた白山とどこか違います。それは山の木が切られて地面がむき出しになっていたからです。

登り始めてわかったのですが、山の斜面に立派な道路がついてしまっていて、里山と言うよりもむしろ公園と言う感じです。

検索するとこんなサイト もありました。

P1209296 いろいろな問題を抱えた山のようですが、それを知ってか知らずか、山頂直下では植栽のロウバイが咲いています。

登山道も登山道と言うよりは遊歩道といったほうが良いような道で、道沿いには水仙の花が植え込まれ、もはや私たちの思い浮かべる山とは程遠い姿になっているようでした。



P1209297 山頂にはほんの20分もあれば登れますが、山頂近くからは小豆島の寒霞渓や碁石山などが見えていました。

寒霞渓の手前にほんの少し海が見えてなかったら、画像奥にうっすらと見えている山が小豆島の山とは気づかなかったかも知れません。

11月に登ったばかりなので、眺めて嬉しく思いました。


P1209303 山頂にはまずまず立派な祠がありました。


山頂の標高は203mです。









P1209304 Rさんが眺めている先には、五剣山が見えています。

地元の人たちには八栗山というほうが馴染みがありますね。

私も子供の頃、高松郊外に住んでいたので、八栗山や屋島は懐かしい山です。












P1209305 眼下には高松の市街地が一望できますが、目に付いたのは高松クレーターと言われる実相寺山などの5つの山です。

今年の年末はこの山々に案内してもらえ壮と期待しているのですが・・・。

驚いたことに、私たち中讃の人間に馴染み深い飯野山(讃岐富士)も見えていたのです。かなり東に来ているのですが、見えるものですね。

P1209306 下りは違う道から下ってきました。

里山は地元の人たちに親しまれている山が多く、この日も10人ほどの人と会いました。

画像は低山に多いアベマキの林です。






P1209307 下っている途中からは、この次に登る予定にしている嶽山がしっかり見えています。

その奥には大滝山らしき山も見えていますが、今年はかなり雪が多そうです。