平成22年に、私は『水子供養次第(地蔵・観音)』という著書を刊行しました(青山社刊・写真は地蔵法)。

 

 

これはもちろん、僧侶用の専門書でありますが、水子供養に関心を持っていただき、現代社会の急務として励んでいただくことが目的でした。おかげさまで、多くの寺院に普及し、水子供養の実践書として長く愛用されてまいりました。同書は現在、品切れになっていますが、近くまた増刷される予定です。

同書の中で私は、自分で作詞・作曲をした〈水子供養和讃わさん〉をご披露ひろうしました。和讃はご詠歌と共にお唱えされる仏教音楽です。私も水子供養の折にお唱えしていますが、特に女性の方は涙を誘われるようです。参考までに、この場をお借りして掲載いたしましょう。水子さんのこの気持ちを、どうか汲んであげてください。