『なまけもの教授のムダのてつがく』著:辻 信一 を読んで | 窓とエクステリアでいい暮らし!/阿南市(徳島県)にある専門店のブログ

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徳島県阿南市在住 親子二代で地元のサッシ屋を営んでおります。仕事で培った、サッシ・エクステリア工事での困り事やお役立ち情報をお伝えしています。

こんにちは。
窓・エクステリア専門店の山澤威史です。

先日、読んだ一冊、
『なまけもの教授のムダのてつがく』
著:辻 信一

 

ムダとは本当に必要のないものなのか、そもそもムダとは何か?
暮らし、労働、経済、テクノロジー、人間関係など対して文化人類学者である著者が新たな視点を与えてくれます。


本文より~
・ぼくたちはよく、「ムダだ」と断定する。モノやコト、存在や行為を、「それはムダだ」と。しかし、そのときふと、そう断定してしまっていいのだろうか、という疑いが残る。


・子どもたちはなぜ我を忘れて遊びに夢中になるのか。子どもにたずねれば、ほとんどの子は「楽しいから」と答えるだろう。では、なぜ、遊びは楽しいのか?(中略)①心身の爽快感、②成長の喜び、③自由

・キツネの哲学者は、旅立っていく王子さまに大切な言葉を贈る。「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思っているのはね、そのバラの花のために、時間をむだにしたからだよ」そして、人間が忘れているこの大切なことを、忘れないように、と王子さまに言う。

・愛とは、それが何の役に立ち、何の得になるかにはかかわらず、惜しげなく相手のために時間を使うこと。

~ここまで。

「ムダ」という言葉の意味に含まれる
不合理、非効率、非生産、などから、
つい「そんな事やって何になるの」と思いがちです。

一見、他人にはムダに見える時間の使い方でもその背景や意思を感じることで一呼吸置いた対処ができそうです。



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