『コミュニティナース―まちを元気にする”おせっかい”焼きの看護師』著:矢田明子 を読んで | 窓とエクステリアでいい暮らし!/阿南市(徳島県)にある専門店のブログ

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徳島県阿南市在住 親子二代で地元のサッシ屋を営んでおります。仕事で培った、サッシ・エクステリア工事での困り事やお役立ち情報をお伝えしています。

こんにちは。
窓・エクステリア専門店の山澤威史です。

先日、読んだ一冊、
『コミュニティナース―まちを元気にする”おせっかい”焼きの看護師』 著:矢田明子

 

コミュニティナースとは、
「コミュティナーシング」がもととなっている言葉です。

「地域看護」と訳されることもあり、
国やエリアにより活動を象徴する
実践内容はさまざまのようです。

本書での活動定義を抜粋すると、
・制度にとらわれず医療の専門性を活かす。
・町に出て自由で多様なケアを実践。
・元気なうちから住民と知り合い、健康と安心を一緒に作る。


内容的には、
・よく聞かれる保健師との違い。~医療領域以外の人たち共に幅広い活動ができる、などのメリット~
・既に地域にある生活動線の中に入ること。~きっかけとして対象者の動線にのっかり、日常的な接点をとり、そして関係性を築く~

など、「試し」と「実践」を積み上げていく様子がわかります。


なかでも興味深かったのが、
・立場や役割がない人たちに活躍できる場を作り物事が進む流れにする。
・自分がいないと回っていかない場を減らすことで、続けるための人的エネルギーの省エネ化を図る。

与える側と与えられる側のバランスを探っている現在進行形の部分が深く響きました。


必要だが足りていない所に効き、
理解が得られない所は行動で示し、
理念ベースだけではなく持続性や採算性といった合理も取り入れる。

地域に自分を開き、伝える、巻き込む、互助。じわっと効いてくる、まちを元気にする力を確かに感じられました。



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