桜川市議会議員同士の名誉棄損に関する裁判の判決公判が来る2月29日に予定されているそうだ

詳しい内容は菊池議員のブログに詳しいのでご覧いただくとして

 

例の「二股膏薬のコウモリ男」と書いたビラが配布されたのは動かぬ事実であり、共産党市議として活動する菊池議員にとって侮辱であり、名誉を毀損するものであることは明白であるような気がするが、被告の某議員は真っ向から否定しているらしい

 

要するに菊池議員が「二股膏薬のコウモリ男」であるということは事実であり、自分は正しいというわけである

 

政治家が、自分は正しいと信じて行動するのは当然だが、意見の相違を認めず、相手へのリスペクトに欠ける言動を行うのはいかがなものか

まして、同じ議員同士であり年上の先輩でもある人物への誹謗中傷を一方的な言いっぱなしのビラ配布という手段で行うとは、議員としてあるまじき行為である

 

こういう輩が市民の代表だとか、自分だけが桜川市を良くすることができると考えているのだから困ったものだ

 

そういうわけで、2月29日には誰が悪かったのか決着がつくわけだが、すでにわかっているのは被告はどんな判決が出ても謝らないだろうし、「不当判決」として控訴するなり、判決を無視するだろうということである

 

被告の議員は桜川市議会の中で幾度となく発言についての訂正、謝罪を議長や議会運営委員会から要求されているにも関わらず「その必要はない」「そんな義務はない」と拒否してきた経緯がある

ここにも独善的、唯我独尊的なな考え方が表れており、つまり、ルールや法令を守らなければならないという「コンプライアンス意識」がゼロなのではないかと思われる

 

そんな中、今度は当の議員が議会内で懲罰を受けたことを恨み、名誉を傷つけられたとして損害賠償の裁判を起こしたそうだ

 

懲罰とは、虚偽記載のビラをまき、傍若無人な言動で議会を混乱させ、また、市職員への目に余るパワハラ行為があったのではないかとして、議会から戒告処分を受けたものだが、その処分の経緯、内容が不法行為だとしているらしい

 

複数回にわたり名誉棄損で刑事事件として書類送検され、民事裁判の被告にもなっている当人が被害者として告訴するという、訴えられた側からすれば晴天の霹靂である

まさに「おまえがいうか?」という内容の裁判は3月1日に第1回の口頭弁論が水戸地裁で行われるそうだ

 

前日は被告として判決を受け、翌日は原告席に座ることになるわけだが、告訴権の濫用とも思えるこの裁判も成り行きが注目される

関係者の予想では裁判にならずに却下される可能性もあるのでは、ということだ

 

噂では市役所にせっせと通って裁判資料を集めている議員の姿があるとか

第3、第4の訴訟が行われるのではと心配する声もあり

まったくいい迷惑である