2年祭 | オムツうさぎのイーサ
 








2年前の今日
家族に見守られ
イーサは眠るように旅立ちました







あれから
もう2年なのか
まだ2年なのか……







イーサを亡くしてからの1年は
引越しで慌ただしく
仕事に忙殺され
日々の記憶なんて殆ど残ってなくて

時間は動いてるけど
心は止まっているような
ふとした時にイーサが居ないのだと
涙を流して……







そしてこの1年は
1年祭での気持ちの整理がついたのか
心の中に余裕が出来ましたが
コロナで仕事も無くなり
また考えてしまう時間が増えて

イーサとの日々の中での
飼い主としての自覚の無さや
イーサの治療の後悔など
考えたって仕方がないことばかり
考えてしまう時間が増えました







いつまで経っても
ダメダメなお母ちゃんで
自立したイーサに呆れられちゃうね









イーサが居ないことも
触れられないことも
居ないことの違和感がなくなって
居なくなったことを受け入れられてても

どうしようもなく悲しくなって
涙が出てしまう









1年祭の時
誰にも話してないのですが
夢でイーサが出てきました



私は学校の教室みたいな場所にいて
そこから廊下に出ると
学校によくあるロッカーのような棚の上に
座布団が置いてあって


そこにイーサが横たわっているんです


私はそんなイーサを見つけて
ホッとして声をかけました


こんな所にいたん?帰ろう、イーサ


イーサを抱き上げて
しっかり抱きしめて
重さを感じながらイーサに話しかけました


あんな所にずっといたんじゃ
身体、痛かったやろ?

オムツもずっと替えてあげれんかったなぁ

見つけてあげれんでごめんなぁ

家に帰ったらお風呂に入って
綺麗にして、オムツ履いて
ゆっくりしようなぁ


そう言って連れて帰った夢










2年祭の今朝見た夢にも
イーサは出てきました

日本に明日原爆が落とされると
ニュースで報じられていた
そんな夢でした

イーサのオムツを替えながら
どうにかイーサが生き残る方法はないか
考えてました

一緒に避難するのは
自分のエゴのような気もして
かといって何処かに預けるのも不安で
もしそこが破壊されたら…
そもそも生き残れるのか?
どうせ死ぬのなら一緒に死にたい
いやでも、イーサだけでも生きてほしい
寝たきりでも生きててほしい

なんてことを考えてる途中
イーサがおしっこを盛大にして
わーわー言いながら
だけど、おしっこ出たやん!って喜んでる

…という、はちゃめちゃな夢でした


目が覚めて
ああ、オムツ替えの時に
しょっちゅうおしっこを漏らされてたなぁ
って笑っちゃいました







ちょこちょこと実は
イーサは夢に出てきてくれますが
大抵、私がイーサを迎えにいく夢です




ようやく逢える
ようやく迎えに行ける

サラダ菜もリンゴジュースも桃も
好きなものを用意して迎えに行く

道中ずっとそわそわして
遠い遠い場所に迎えに行く


そして再会して、家に連れて帰る


寝たきりのイーサの時と
走り回る元気なイーサの時と
色んなイーサを迎えに行く
そんな夢が大半です




イーサがお月様に旅立ってから
やっぱりずっとずっと
寂しくて会いたい

イーサが居ないことに慣れたって
それはずっとずっと変わらないんだなぁって
夢を見るたび思います







イーサさん
あなたがきっと
私の最初で最後の兎さん


あなたの代わりはいないし
この先自分から兎さんを迎え入れることは
きっとないと思う


動物と一緒に暮らすのも
きっとお嬢と坊っちゃんで最後だと思う


これ以上見送るのは
もう辛くて耐えられないと思うから


あなたとの日々を
これから色んな人に伝えていきたい
あなたの最後と向き合うだけでも
とても時間がかかったから


後悔した日々を振り返るのも
なかなか骨が折れることだろうけど


伝えていきますからね
あなたが生きた証を








良ければ皆さま
公開の時にはぜひ
ご一読頂ければ幸いです






イーサを応援し、見守ってくださり
本当にありがとうございました

改めてお礼申し上げます






Rin