海水魚水槽を立ち上げて2年7か月が経ちました。
はじめたときは海水魚が5匹くらい優雅に泳ぐ水槽を作りたいと思っていたのですが
初心者も飼える気の弱い水質の悪化にも強い魚を選んだら
岩陰に隠れるように泳いだり(デバスズメダイ)
餌を食べてある程度泳いだらねぐらに帰ってしまったり(ハタタテハゼ)
自分の気に入った場所にぼーっと漂うようにいたり(マンジュウイシモチ)
ちっとも前で泳いでくれない・・
「魚の姿がみられない海水魚水槽」になっちゃってがっくり・・
それで遊泳性の高い赤いクジャクベラを入れたら今度は「いじめ」が始まって
ハタタテハゼが死んでしまい、ベラだけが泳いでいる水槽になりました。
そうこうして今にいたるのですがベラが弱ったのか
しつこく他の魚を追いかけまわしたりすることが減って
最近ようやく「望んでいた魚たちの姿」が見られるようになりました。
小さいけどやや気の強いデバスズメダイがここにいる↓ことが増え
いつも隅っこや岩の後ろなどに隠れていた大きい方のデバスズメダイが
ウミキノコの上などで泳ぐことが増えてきました。
左側面でじっとしていたマンジュウイシモチは気まぐれでふっと真ん中あたりまで
出てきてはまた引っ込んだり右側面の方に移動していたりします。
そうしたら下の写真のようにいつもではないけど
餌やりの時以外でも魚たちが見える範囲で泳いでいる時間が増えました。
こちらのギンガハゼ&ニシキテッポウエビ(穴掘りペア)だけは
他の魚がどうしようが「関係ないね」とマイペース
ギンガハゼは餌やりの時にちゃっかりプラグラックの上で待っていたりする
ひょうきんなところもあります。
強面なのですが愛嬌はあるんです。
いじめっ子の赤いベラは白いフンをつけていたりするので
内臓疾患はあいかわらずなのかな・・
でも、一時期よりは元気を取り戻し低めの位置をぐるりと泳いでみたり
ウミキノコと岩の間でじっとしたりしています。
この子が低い位置を移動するのが普通になったので
高い位置を泳げば安心なことがわかって他の魚たちが出てきたのだと思うと
複雑ではありますが「いじめ」をみるのはストレスなので
今くらいがちょうどいいかなと思っています。
とは言ってもまだ時々他の魚を追いかけたりしていますけど・・
でも、この動画↓を取った後に比重を調べたらけっこう上がっていて
水を入れて少し下げました。
ベラが意地悪なのではなくて飼い主の管理が悪くて海水の濃度が高すぎて
ベラは苦しかっただけなのかなと反省しました。
(真実はどうなのかはわかりませんが・・)
追記: 7月12日(金)外部フィルターの清掃から12日が経ち
硝酸塩の量はどんな感じか久しぶりに試薬でテストしました。
硝酸塩値は思ったより低くてもう何日か水換えをしなくてもいけそうだと思いましたが
我が家の海水魚水槽は添加剤などを入れていないので
まめに少量ずつでも水換えをした方がいいかと考え直して約16Lの水換えをしました。
蒸発する水の量も多いので比重もきっちり合わせました。