東京・日野市の高幡不動・金剛寺の五重塔。
平安時代初期の様式にて、5年の歳月をかけ、昭和55年5月5日建立されたという。
塔高は40㍍、緑に囲まれ朱色が真新しく眩しい。
素晴らしい！
ここは土方歳三の菩提寺でもある。
あのイケメンで髷をおろした姿ではなく、新選組副長、羽織袴の姿…。
どうしても思い出してしまう、『燃えよ剣』のあれこれのかっこいい場面。
土方が病床の沖田総司を見舞う。そして、
「総司、はやく元気になれ、そして会津へ来い。待ってるぞ」
「はい、土方さん、必ず！」
ドラマ『燃えよ剣』での、沖田総司(島田順司さん)と土方歳三(栗塚旭さん)の最期の別れのシーンは泣けた、静かな月夜。いやぁ泣いた！
名シーンだったなぁ…。
そんなことを思い出しながら、土方の眠る近くの石田(せきでん)寺へ。
昔来たときと変わらず、だれもいない静かな境内だった。
境内でひときわ目立ったこの木、よく覚えている。
土方の墓碑には、確か写真が飾られていたが…。おぉ、今も。
栗塚旭さんの「こわもて土方」のイメージも実際の写真にはさすがに勝てない（笑）。
日野市のバスにも土方が。
函館の五稜郭公園に立つ土方も、このイケメン写真がモデルのような。
かっこいいわ！
土方最期の地の碑。享年三十五か、若いなぁ。
最期の突撃の場面。
高幡不動五重塔の話はちょっぴで、結局土方歳三の話へ。
たしか去年も武蔵の話から剣豪の話へ、近藤・土方・沖田の話へと。
私は、武将よりチャンバラ剣豪の話の方が好きなようで（笑）。
