●嗚呼、岩殿城 | きょうのもののふフォト列伝 ー古戦場 城 もののふ 旅ー

きょうのもののふフォト列伝 ー古戦場 城 もののふ 旅ー

熱く 燃えて 散って 逝った 我ら祖先のもののふ達 その懸命な生きざま姿を追う旅を続けています。

素晴らしき本丸というか、岩殿山山頂でした。

しかし、難攻&難攻足が、膝が、爪が痛くて痛くて、泣いた!

よくぞ無事に帰還出来たと(嬉泣)。

 

好天無風に恵まれ、こんな感じで北側ルートから景気よくスタートしたのだが。

 

挑むは、中央線大月駅あたりからも見上げて驚くこの山。

中央道高速からも誰しも見上げる岩殿城。

勝頼さんがついに行かれなかったこの城、いやこの山。

 

山の麓から見上げると。

 

今から18年前、ふと東京からの帰途についでに登った。

「けっこう、まぁきつかったかな」

この安直な昔の感想が悲劇をもたらした。

 

この日は当時登ったルートが閉鎖されていて、北側のルートから登った。

健脚の相方がいなかったならば、まちがいなく私は途中から引き返していた。

 

硬い礫岩の岩盤を流れるこんな滝も眺めたが。

 

木の根をつかんで、鉄鎖をつかんで、最後は歯を食いしばって!

そしてついに、やったぁ!

 

やった、やった! やったぁ!

ほとんど泣いてる私。

相方は余裕のポーズ。

まったくもって相方のおかげ。

 

すげぇ富士だぁ!

 

眼下というより直下の大月市の街並み、景色、景色!

 

足がすくむ。

 

富士山が救いの神。

城主・小山田信茂の悲劇もまたふれなければ。

ともあれこの日、私の悲劇は無事帰還できて喜劇に。よかった!

にほんブログ村 日本史 ブログランキングへ