母国語 | 資本主義で生きる

母国語

割れ割れ日本人は、なにも考えずに“母国語”という言葉を使います。
しかし、考えてみれば、国と言葉とがリンクしている人々ばかりではないことは直ぐ判ります。
たとえば、在日朝鮮人の方々に「あなたの母国語は何ですか?」と訊いて、次に国籍を訊けば
大半の人がその2つの回答は不一致となることでしょう。

翻訳サービスを展開する株式会社NBNコミュニケーションズでは
http://www.nbnc.co.jp/magicalgate/trans/index.html
において、日本語を母国語と表示してあり、言語を商売の種にしている企業としては
非難されるべき無神経さです。

大多数の人にとって、産まれて最初に覚える言語は、その後の思考を支える言語であり、
生涯変わることのない言語です。これを示す、正しい日本語は “母語”です。