漫画について雑記

今日日曜は、吉祥寺に

「パトレイバー」という漫画のロボットが来て大変なにぎわいでした。

そのまま仕事場に来てスタッフとしばし漫画の話。

流れで「ヤマザキさんは少女漫画も読むんですか」とＫ嬢に聞かれ・・

そうか、青年誌で描いてるし少女漫画読んでるイメージあまりないかなと。

先日の『まんてん』のインタビューでもだいぶサバっと答えてしまったので

この機会にちょっと書き留めてみようかと思います。



読んできた雑誌からいくと

コロコロコミックからスタートし、ジャンプ、サンデー、マガジン・・（従兄の家にいつもあったので）
中１で少女漫画（というジャンルがあることに気づく遅い！）・・りぼん、なかよし、マーガレット、花とゆめ・・そして高２で青年誌（の存在に気づき）ヤンマガ・・あとちょっとガロ・・

やっぱ、少女漫画に気づくのが遅かったのが今青年誌で描いてる大きな要因でしょうか。

はまった作家さん順でいくと

藤子Ｆ不二夫・Moo念平・細野不二彦・佐々木潤子（「エース！」）・亜月裕・くらもちふさこ・・
（この辺で漫画じゃなくアニメ「三銃士」にドハマりして自分でポスターを描いては部屋に貼りめぐらすという青春の倒錯）
・・高橋留美子（「人魚の森」）・・ここでどっかーんと美内すずえ（「ガラスの仮面」！！）がきて・・さらにたたみかけるように安達哲がきました。（これでもだいぶハショってます・・思い出し切れなくて悲しくなってきた）

Moo念平なんかは同じ青年誌作家の日本橋ヨヲコちゃんも好きだと言ってて・・お互いめっちゃ盛り上がった記憶があります。念平（呼び捨て）の描く女子は魅力的でした。

細野不二彦は、最初のアシスタント経験になった古谷実さんと「あの人の描く女はいい！！」とやっぱり意気投合して嬉しかった記憶があります。


漫画家になってからはまた多くの漫画に出会ってめちゃくちゃ好きな作家さんもさらに増えたのですが長くなっちゃうなあ・・



・・で、最近遅ればせながら「進撃の巨人」を読みだしたのですが

最初は何だこりゃ、暗いわ残酷だわ、セリフ多いわで、文句たれてたんですが

読み進めるうちにキャラの魅力に取りつかれてきました。

ミカサという女の戦士にワタクシ恥ずかしながらお熱です。やっぱ漫画好きなんだナ～。