2022年7月

 今年は梅雨明けしてからも雨が続いたり、天気がよくなれば気温が急上昇したりで体調を崩さないようにするのもなかなか大変です。夏の土用に入り、土用丑の日は過ぎましたが、みなさん何か滋養のある物を食べられましたか?「夏の土用丑の日」=「うなぎ」というイメージが強いように思われますが、「う」のつく「梅」「うり」等もこの頃とるとよいとされています。気軽に食べられるのはこちらの方ですね。夏が旬の瓜(うり)類はキュウリ、冬瓜(とうがん)、苦瓜(ゴーヤ)、ズッキーニ、スイカ等があります。水分やカリウムを豊富に含む夏の代表野菜です。

 

これらのウリ科の野菜は、からだの熱をとり(清熱)、むくみをとる作用(利水消腫作用)がありますので、夏の蒸し暑さにはもってこいなのですが、摂り過ぎると体を冷やしてしまいます。このため、冷え性や胃腸虚弱の方は食べ過ぎに注意が必要です。このような方は、炒める茹でる蒸す等で熱を入れるか、ショウガやネギ等のからだを温める生薬と一緒にとると良いでしょう。また、カリウムが豊富で体内のナトリウムの排泄を促しての血圧降下作用がありますので、高血圧の方にはGoodです。そして血液をアルカリ性にして尿酸を尿に溶けやすくするので、腎結石持ちや尿管結石の発作経験ある人にはお勧めです。他に注意すべき点は、生のキュウリや生のニンジンはビタミンCを破壊してしまうアスコルビナーゼを含むので、これらとビタミンCが豊富に含まれる野菜(トマト等)とは一緒にとらず別々に食べたほうが良いでしょう。野菜サラダでトマトとキュウリ、ニンジンが一緒に入っていること多いですよね。彩り的には良いですが、栄養的にはNGなんです。

 

夏野菜を使ったおかずと共に、味噌汁(少し冷やせば飲みやすくなりますね)も飲めれば最強で、水分・ミネラル、ビタミンも自然に摂取できます。水分だけでは胃がちゃぽちゃぽになって張るだけで、夏は汗と共に大量の体内ミネラルを喪失するので、これを補わないと夏バテします。飲み物ばかり飲んでお腹がいっぱいになり、食べられずに夏バテしてしまうことがないようにしてくださいね。

 

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