昨今のコロナウィルス感染が世界中の人々を震撼させている。コロナウィルスは、冬に流行るチョイ風邪の原因ウィルス。それが突然変異によってこんな猛威を振るうものに変身してしまった、、もともとは弱っちいウィルスなのに。

 

そしてこの得体の知れないものに人は恐怖感を抱く。マスコミの連日報道は過剰気味で、人々の恐怖心を更に煽る。

 

TVチャンネルを変えればコロナのことばかり、、、学者によっては発言内容が違ったり、、何がホントなん? いいかげん嫌気がさしてきている今日この頃。でも 少しづつ現状が見えてきて騒がれた当初よりは人々のザワツキは減ってきていて、距離を持ってこの騒動を俯瞰できているようにも見える。つまるところ 「不要不急の人込みへの外出はさけて、きちんとマスクをして手洗いをしましょう! あとは静観しましょう! 以上!」 でいいのでは? と思ってしまう。
 
感染症の歴史を振り返れば正しく怖がることができるのではないかとも思う。ウィルスを発見したのは、フランスのパスツール博士。彼は狂犬病の研究過程で、その原因が細菌ではなく、通常の顕微鏡では見えない「何か」が原因と考え、きちんと見えていたわけではないが、それをウィルスと呼んだ。19世紀末のことである。これをきっかけに以来ウィルス研究は急速に進み、現在では電子顕微鏡でその姿を見ることが、そしてウィルスのDNAまで解読できるようになっている。すごいことである。
 
記憶を辿れば、約20年前に流行したSARS。これも当時の新型コロナウィルスによるものであったが、死亡率は2%であった。現在の新型コロナの中国国内での死亡率は2%だが、それ以外の国では0.3%。毎年流行するインフルエンザの死亡率 0.1%とさして変わらない。インフルはタミフル等の特効薬があってもこの数字。特効薬がないコロナ感染症と死亡率はほぼ同等なのである。インフルで死亡した人がニュースで騒がれることはないが、コロナで死亡者がでると(まだ現時点では一人だけ)、新型だからと、死亡率は同じなのに大騒ぎする日本。これをどう見るか? もっとどーんと構えて静観していてもいいのでは? もちろん糖尿病や心臓病や免疫不全などの基礎疾患をお持ちのかたは、免疫を低下させないように食養生や腸活、生活習慣などきっちりやっておく必要があるのはいうまでもないが、、
 
SARSの時にも特効薬がなく、中国では漢方薬が大活躍して、多くの命を救った。板藍根(バンランコン)や大青葉といった生薬を使った煎じ薬である。今回のこのコロナ騒動で、感染拡大に備え、これらのエキス剤は飛ぶに売れ、在庫があっというまに空っぽになってしまったとのこと。コロナウィルスには「特効薬がない」というのが人々の大きな不安材料であることは確か。このような時こそ漢方薬が特効薬となり、大活躍するときでもある。100年前に流行した恐ろしく致死率の高かった、スペイン風邪(2000-5000万人死亡)の時には、日本の漢方医 森道伯先生が漢方薬で多くの命を救った。当院でも漢方専門医の私と 門前の漢方薬局でタッグを組み、きたるべき国内でのパンデミックに備え、特効薬となる漢方薬を備えている。もしそうなったら漢方医としての腕前が試されるときでもあり、静かに昂っている。でも、そうならないことを祈りながら、、、