今年も熱中症を警戒しないといけない季節になってきました。

 

例年と違って今年の熱中症は、気温より湿度でやらてれしまう熱中症のようです。

梅雨時の雨天でのジメジメでなく、雨はあまり降らず、外はカンカン照りの青空が広がっているのに、空気はカラッとはしておらずジメジメとしていて、まるで亜熱帯のジャングルにいるようです。

 

これだけの湿気がまとわりつくと、かいた汗が高い湿度のために乾かずに、カラダの中に熱がこもってしまいます。これは雨天時に濡れた洗濯物が乾きにくいと同じことで、通常かいた汗はそれが乾くことによって気化熱(夏の暑い日に打ち水をして涼をとりますよね それです)が生じて、からだの熱をうばってくれるのですが、それができないので体の中に熱がこもってしまうのです。

 

ですので、対策としては例年のように、ただクーラーをがんがんかけて水をがぶがぶと飲んでいただけではダメなんです。湿気対策をしなければやられてしまいます。

 

この異様に湿度の高い状態では、ただエアコンをかけているだけでは、湿度はあまり下がってきません。しっかりとエアコンをかけたうえで、部屋に湿度計と温度計をおいて、適切な湿度、温度になっているかを確認することが必要です。

 

室内の適切な湿度は50%前後です。これになるように冷房や除湿冷房として、この湿度になるまでエアコンの設定温度を下げていきます。25-28℃程度の設定温度にしても適切な湿度にならなければ、パワフルな除湿器を別に用意してしっかりと湿度を下げる必要があります。

 

ちなみに、わたしは就寝1時間前から寝室の冷房設定を25℃除湿として冷房をかけて、パワフルな除湿器も別に回して部屋をしっかりと冷やして湿度をとり、就寝時からは起床時まで28℃の除湿冷房と除湿器をかけつづけていて、快適な睡眠を得ています。起床時に湿度計をみると大体50%ほどの湿度で、28℃程度の室温となっています。ご参考までに。

 

みなさんも湿度と温度対策を万全として、この厄介な熱中症にかからず猛暑を乗り切っていきましょう!

 

 

またブログします。