TOEICで650をスコアした後は海外駐在の基準と呼ばれるTOEIC 730点を目指しました。

 

また、730点は検準1級のおおよその目安であるとの情報だったので、

これも同時に取得したいと考えました。

 

 

TOEIC650をスコアした後、記念に英検準1級を受けたところ、あと数点で

 

 

「不合格A」

 

 

 

なるほど、所詮TOEIC 650点の自分のレベルはこんなものかと知る。

そのため、単純にTOEICや英検のテキストを購入し付け焼刃の能力を身に着けるために

勉強するのではなく、絶対に身につく能力を付けるべく、またしても基礎固めから開始。

 

 

特に、英検に関してはTOEICと違ってWriting 、Speakingも試験項目に入ってくるので、

それこそ総合的な英語能力が求められます。

(私は英語学習において圧倒的な英検支持者です。)

 

 

この時点で導入した学習法は以下の通りです。

 

 

 

①Listening 対策: 速読・速聴英単語:またしても聞きまくり(車の中、電車の中)

 

 

②Reading 対策: TIME誌、JAPAN TIMES(英字新聞)の購読(それぞれ半年)

③Speaking 対策: 英会話個人レッスン受講

④Writing 対策: あまり参考書がないので、英検の過去問を解きまくり

⑤語彙対策:英検準1級単語集を電車でひたすら繰り返し「見る」

 

 

これを約半年間時間を決めて毎日やりました。地方勤めだったので、

ガラガラの私鉄での通勤時間を利用して勉強しました。

家に帰るとまずチューハイと缶ビールを冷やし、毎週送られてくるTIMEとJAPAN TIMESの読破に一週間追われます。

(一日のノルマを終えたら、ビールが飲めるということです)

 

Speakingは、たまたまバーで出くわしたイギリス人が個人英会話レッスンを2時間2000円でやっているとのことだったので、あっさり受講。

たまにクラブなどでプライベートでも遊びながら、会話能力を高めていきました。

 

試験専用の勉強というのは、ほとんどやっていません。

英検については受験の前に1か月だけ試験のための勉強をしましたが、

それ以外は上記のことをひたすらルーティン化して継続しました。

 

 

半年後、TOEICは対策を一切せずに730点取得。

 

TOEICは、いくら専用の対策をしてもスコアが上がらないテストで有名で、

実際に自分の実力(ステータス)が上がらなければ、スコアもそれに比例して上昇しないという仕組みになっています。

(試験についての各論は後日ブログに記載します)

 

TOEICスコアを伸ばしたければ、少なくとも私のように要領の悪い凡人は、

地盤固めからしなければならないのです。

 

 

そのあと受けた英検準1級は

 

「なんでこんなに簡単な問題が解けなかったのだろう」

と思うくらい、楽々解けたのを記憶しています。(合格)

 

 

TOEIC 730点・英検準1級を取得して、やっと対外的に

 

 

「海外駐在を目指しています」

 

 

と言えるスコアになった気がして、スコアを見た日は心から喜びました。