「この人、文法とか発音とかうまいのに、いまいち話のキャッチボールができていない?」と思ってしまう人がいます。

 

一方で、「イエス、レッツ、ネゴシエート・ザ・プラーイス!」どのメチャメチャカタカナ発音で、

アメリカ人と商談をしているにも関わらず、終始ジョークや笑いが絶えず、良好な関係を築く人もいます。

 

どちらが評価されるかといえば、もちろん後者になります。

 

 

ネイティブは、おそらくノンネイティブ話者に完璧な英語は期待していません。

様々なネイティブの人にも質問してみましたが、結局重要なのは「話す内容」なのだそうです。

 

 

発音やイントネーション(音の波)がいくら美しくても、話す内容がPoorであれば、

あくまでコミュニケーションツールである言語の存在価値はありません。

 

 

とはいえ、「ネゴシエート・ザ・プラーイス」のような英語を貫き通していては、

ネイティブも聞きづらいに決まっています。

 

 

 

実際に、日本人の知り合いに、現地の大学で講義を受け持っている人がいますが、

学生アンケートでは「Accent(なまり)のせいで、非常に聞きづらい。」などという意見が寄せられ、結構落ち込むことも多いのだとか。

 

 

 

ネイティブの懐に入るには、発音や文法の正確さだけが求められるわけではありませんが、

せめて、相手に聞きやすいよう努力をすることが大切だと思います。

 

 

 

・・・ちなみに、私の英語は、「中身がない」ほうです。

発音については、自分ではアメリカ英語を思いっきり真似ているつもりではいるものの、

ネイティブの友達に「オーストラリアかイギリスに留学してた?」とか言われます(笑)

 

 

イギリスやオーストラリアはカタカナ発音で通用する単語もあるので、

私の英語はまだまだカタカナ寄り、ということでしょうか(笑)