前回食事に行った終わりに次回は二人で遊んでみたいです、と提案した黒岩さんだけど
あいにく私のスケジュールが空いておらず、日曜夜の数時間しか取れなかったため3回目のデートも食事に行ってきた。


お店に着くといつものように黒岩さんはだいぶ早く着いてたらしく個室に一人座っていた。
私はというと初めて10分遅刻してしまった不安


前の予定が押してしまい、雨も降り、やばいやばいと焦って向かったんだけど不運なことに電車遅延が重なって間に合わなかった。


お店が入ってるビルに入るなりエレベーターに乗って鏡で自分を見ると髪が湿気でチリチリになっていて悲惨だった。
雨め…こ、この…泣くうさぎ


ちなみにお店もなんかちょっと遠くて。
黒岩さんの家の最寄りから10分くらいのところなんだけど私の家の最寄りからは50分だし、
昼に赤坂の方にいたからそこからも40分くらいで移動がもどかしかった。


よりによってなんで神奈川やねん…


黒岩さんはデートの場所を決める段になると家から離れたところを嫌がるという特徴があって。
毎回彼の家の近くか彼の会社があるあたりしかデートコースにならない。


まぁ遅刻したのは全面的に私がいけないのですが。












お店で会ってすぐに注文を決めましょうとメニューを開いた。
今回は前回と違って黒岩さんが私の食べたいものを丁寧に聞いてくれ、相談しながらいくつかのおつまみとお酒を頼んだ。


前回は黒岩さんの食べたいものをほぼ頼んだので急に合わせようとしてきてびっくりした。


さらに注文後に改めて黒岩さんに向き直ると、なんと毎回毎回白シャツに紺のジャケットでつまらんって思ってた服装が今回は急にパーカーを着てきてたことに気づく。


あれ〜今日はカジュアルだ
こっちの方が何倍もいいじゃん〜指差し
と声に出さずほっこり。


この服装の件とメニューを一緒に選べるようになった変化を受けて、これは相談所から私の申し送りが伝わってるんだな…と思った。


悪いことしてるわけではないけど
なんかどうでもいいことまで伝わってるの怖いなと感じてしまい、もう小さいこと書くのやーめよと思った。











この日は会っていた時間も2時間程度で、これといって踏み込んだ話はなかった。
終始友達のように気さくに話せていたと思う。


言ってしまえば
前日のタケさんとの子育て談義が本当に心労だったので(何度でも言う)
黒岩さんが逆に子供の話をしたくなさそうなのが有り難いくらいだった。


そう黒岩さんは子供の話はこっちから振ってもあまり食いつかない人。
一応プロフィール上は子供を望むと書いてあるけど、まだ深くは考えていないんだろうと思う。


一方で自分の家族の話は好きみたいで
毎回兄弟の話はしている。
離れて暮らしていても頻繁に連絡をとるのか
兄弟から恋愛相談なども受けているそうだ。











腹ごしらえが済んだところで次回のデートの計画を立てて解散。
色んな候補が出たけど結局脱出ゲームに行ってみようということになった。


私が脱出ゲームや謎解きを好きなのでデートの定番となりつつある。


駅で別れてすぐ、帰りの電車内で脱出ゲームの予約を確認。
最近は知名度もだいぶ高まっていて謎解きも脱出ゲームも予約が取りづらくなってしまった。


案の定ちょうどいい時間帯の脱出ゲームは軒並み満員。1週間前に調べるんじゃとれないレベルみたい。


いろいろと候補を探しながら楽しく帰路に着いた。4回目のデートでは何を話そうかな?








看板持ち