新刊、
きょうから、料理上手 コツがわかるから自信がつく、きほんの10皿とアレンジ50
この本ができるまでのこと、老後の楽しみのためにも、
書いてます。
その2は、この本の屋台骨? きほんの10皿について。
この本、なにげにおもしろい作りになっています。
たぶん、これまであんまりなかったんじゃないかなーーと。
まず、きほんの10皿があります。
このきほんの10皿は、
人気のある家庭料理の中から、
100皿につながるコツが、ひそんでいる料理を選びました。
この料理のコツを理解すると、
いろんな料理に応用できる 「コツ!」があって、それがわかりやすい料理。
そして定番だけど、案外、美味しくできない時がある・・そんな料理。
いままであまり意識していなかったかも?だけど、
そこには 美味しく作るコツ!があって、
それは、他にも応用できるよー、同じだよー、と 理解してもらいやすい料理。
※もちろん、ハンバーグも。ひき肉の扱い方がマスターできます。
その10皿が、こちら。
・しょうがやき ~ 薄切り肉をやわらかく、冷めても固くならないように、味を上手にからませ、フライパンで焼く
・ハンバーグ ~ ひき肉だねのコツを知って、肉汁じゅーっと、ふんわり箸で切れる、ごはんに合うハンバーグ
・肉じゃが ~ どうして翌日の煮物がおいしいのか?煮物の異文化交流を理解して、その日に、味が染み染みの肉じゃがを。
・イワシの梅煮 ~ 臭みなし!最高に簡単なひと手間で、身体によい青魚も、自由自在に。
・麻婆豆腐 ~ ●▼の素は使わず、家庭の炒め中華をおいしく
・ポトフ ~ 塩分などいれずに、しっかりゆでるが勝ち。それはどうしてか?知って、手間いらずで、ほろほろ肉を。
・ほうれん草のごま和え ~ べちゃっとさせない。シャキシャキも大事に。和え物上手に。
・グリーンサラダとドレッシング ~ 野菜を元気に再生させてつくる。ドレッシングのメカニズムもマスター、もう買わなくていい。
・わかめの油揚げのみそ汁 ~ だしは難しくない。うま味のある食材を使うメカニズムもマスターして、みそ汁、スープ自由自在に。
・鶏めし(鶏が入った炊き込みごはん) ~ 炊き込みのコツを完全把握。季節のごはんを完全マスター。
まず、プロセス写真たくさん入っていて、わかりやすいこの10皿をやってみていただくと・・・
次のページには、応用レシピが載っています。
たとえば、
しょうが焼き の流れは、
→ きほんのしょうが焼き
→ 全く同じ手順と調味料(分量も同じ)で、豚肉を鶏むね肉に変えて 「やわらかいむね肉のしょうが焼き」
→ 同じ手順で、こんどは調味料を変えて、「梅・かつお風味の豚焼き」
→ 焼き方のポイントは同じで、「フライパンで焼く、鶏もも肉のパリパリ焼き」
たとえば、
ハンバーグ の場合は、
→ きほんのハンバーグ
→ 小さなサイズに成形して、ミートボール&トマトソース(びっくりなシンプルさ、カンタンさで)
→ 肉を牛肉100%ひき肉に変えて、ハンバーガーに
→ 肉を鶏ひき肉にして、つくね料理2品に
→ さらに、ここでマスターしたひき肉の粘りを出すコツをいかして、
おいしい焼き餃子を、プロセスたっぷりで、詳しく。焼き方のコツも。
10皿すべてが、こういう流れになっています。
気づいたら、60皿以上、できるように・・・そして、
その時、きっと、もっともっと、できるようになっていると思います。
※途中には、うまみのメカニズムや、火加減、水加減のことも。
コツは骨の意味。
骨ぬきにすると、やっぱりうまくいきませぬ。
逆に、コツと、
どうしてそこがコツなのか?
どうしてそのプロセスがいるのか、
一度理解すると、びっくりするくらい、カンタンに感じるようになります。
そのストンと腹落ちする感じを、伝えたい。
一度乗れたら、一生乗れる自転車みたいな感じ?
サーフィンでもゴルフでも、楽しくなるには、最初少し頑張る時間がいると聞きます。
料理も似ていると思う。
そこを、より早く、効率よくやっちゃうための、
コツがつまった10皿 そして、そのコツを活かしきる、50皿です。
昨日は、ハンバーグの撮影でした。(某雑誌の3月号)
この本の作り方でご紹介したのですが、
ハンバーグなんて、もう何回も作っている、ママやパパでもあるスタッフの皆さんが、
「おいしいー、このハンバーグ出てきたら、その場でプロポーズする!」(笑)
と、うれしい、驚きの声を上げてくれました。
たぶん、いつもの作り方と、1つ、大きく違うところがあるのですが、
その大した手間ではない、1つが、
出来上がりに大きな差を与えていると思うんです。
※本書、撮影中ww
なにしろ、すべて普通の、毎日うちでたべる料理のオンパレード。
みんな食べたことがあるし、作り方も知っている、
でも、あえてそれを、丁寧に伝えたかった。
この10皿がおいしくできたら、悩まない、自信がつく、1年中いける!
編集者さんと、そういう定番を、底上げする本にこだわりました。
いつも作ってるよ、という方も、
ちょっとこれまでの作り方から離れて、作ってみてほしいなーと思っています。
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きょうから、料理上手 コツがわかるから自信がつく きほんの10皿とアレンジ50
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