栗の自家製。

 

せっせとやっています・・・という方も多いのでは?

 

渋皮煮か?

甘露煮か?

はたまたマロングラッセ?

 

子供の頃は、母の渋皮煮がごちそうで、

2個まで、とか言われていました、笑。

 

自分でやってみると、その気持ちわかるわ・・ってくらい、

鬼皮(いちばん外側の固い皮)をむくのが・・いやっ。

 

ですが、鬼皮さえむいてしまえば、

あとは、火がやってくれることです。

 

私は小さめのナイフでむいています。

鬼皮剥きの道具?とかもためしたけど、

結局これに落ち着きました。

 

剥いたら、ゆでます。

私は、3回、水を変えて、ゆでます。

 

この後がポイント。

3度目のゆで汁の中で、

人肌に冷めたら、歯ブラシと楊枝をつかって、

渋皮についた筋をきれいにとります。

 

↓こんな感じに。

 

うちで食べるからいいや・・・と思うなかれ。

めったに作らない自家製だからこそ、丁寧に。

 

昔と違って、自家製は、非日常ですからねー、

贅沢なもん を作りましょう。

 

 

私は、黒砂糖とはちみつのリキュールでシロップを作り、

これにきれいになったゆでた渋皮栗を数時間つけておきます。

 

これを煮る、とはいえ、20分くらい過熱して、

さらにシロップが染みやすくするだけするだけです。

シロップがおいしいのが大事。

これだけ飲んでもいいわ~ってくらいおいしいので、お願いします。

 

ラム酒、梅酒、紹興酒あたりもおすすめです。

 

甘露煮の方が簡単。

すっかり皮をむいて、ゆでて、シロップにつけて、煮ていきます。

 

こちらは、ぜひとも、クチナシを入れてほしい。

甘露煮は鮮やかな黄色に仕上げたいな、と思います。

砂糖も、グラニュー糖で。

 

 

お正月まではもたないけど、

おやつには最高です。

 

何もしない栗と、甘露煮を、半々入れてつくるおこわも、

おすすめです。

 

 

ちょうど去年の今頃、

「いとしの自家製」という本の撮影をしていて、

モデルになっていただいた、

素晴らしき栗は、

山口のがんね栗。

ほかの栗より季節が遅めなので、まだ間に合います。

 

びっくりするような立派な栗。

岩国でしかとれないみたいです。

岩根→がんね栗。

今年は、立派な栗で、気合入れて作ろう!とおもったら、ぜひ。

★がんね栗の里

 

栗も、鮭も、これから明太子も、自家製シーズンです。

こちらの本もよろしく♪でっす。

★いとしの自家製~手がおいしくするもの

 

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