ただの、買い物日記じゃーん、
そうです、悪いかっ!備忘録じゃ。(完全な開き直り・・・。)
 
先日、高島屋さんの日本民藝展のことを書きましたが、
そこで、出会った子たちを 自慢 ご紹介します。
 
その前に、
器の断捨離。
これも、五十歳支度(ごじゅうじたく)のひとつで、
ずっと迷ってきました。
で、去年あたりから、原則として、大量生産品をどんどん処分しています。
教室で使っている、アラビアやイッタラは機能面でも優秀なので、
引き続き大事に使います。
でも、自宅で、お客様用になんとなくそろえていた、白無地の皿、10枚とか、
無難だからと持っていた、ガラスボウル6個とか・・。
処分(バザーに出したり、さしあげたり)しました。
 
以前、拙著『明日から料理上手』でも書いたけど、
好きでたまらないもの、
これからの日々を一緒に過ごしたいもの、
料理したくてたまらなくなるもの、
をキープしています。
お揃いとか関係なく。
 
新たに買うときもおんなじです。
 
結果、1枚しかないものも多い。
それで、お客さんの時に、ばらばらになっても、いいのよ、いいのいいの。
 
私が好きなもの、という共通点があるから、
案外、どういう組み合わせも、私的にはいけてる!と思っています。
 
あと、貧乏性なので、
いい器って、もったいなくて使えない・・と思ったりしてきたんだけど、
(なんで、買うねん!)
バンバンバンと使おうと・・使わないのが、いちばんもったいないと。
今も、ひるむことあるけど、
ひるまないで使う!えいっ!!!
 
この辺は、年の功?か。
 
{042FFDA0-CAC8-4F88-A3A5-9598BDF7181D}

 

思わず、さわりたくなって、

ずーーっと触っていたくなって、

ずっとなでなでしてしまった、

琉球ガラスのピッチャー。

 

へたうま風の、いびつな形がなんともよくて。

微妙に、形も色も違う8個の中から、

気になる子を選びました。

不思議と、すぐに選べる。

(洋服。 色違いで迷ったら、どっちも買うな! と最近思っているんですけど、

ぱしっ!と決まると、気持ちいいし、ずっと愛せる。)

 

{22578324-F011-4E3E-973B-B2FE7BAE6A9B}

 

 

こちらは、宮城のかご。

旧宮床村のあたりのものだそう。

 

桜の木の皮と、竹で編まれている、個性が際立っていました。

持ち手も桜。

 

{4942D80E-8701-447B-B3C8-D7C423CAFAFC}

 

 

桜の皮が入ることで、目がものすごく詰まっています。

肥料を振り分けるのに使うものだとか。

 

{45E5EEB7-41FF-49B0-AFC8-6F7BA1F79A74}

 

 

たたずまいも素敵だけど、

とにかく、仕事がきれいで、

手でつくる、技を感じます。

まさに、健康美。美しいの。

手も、思い浮かぶ。

 

一目ぼれでした。

でも、売り場を、4周くらいして、考えて、やっぱり購入。

何に使うか?

どこで使うか?

思案中です。

 

↓すみっこまで、手仕事が生きているでしょ?

{A0494E79-7BAD-4C44-9FCF-E5061530BE6A}

 

 

最後のひとつが、片口。

 

山形の平清水焼七右エ門窯 のもの。

作家さんの・・・ということではなく、

職人の作った器です、と。

これぞ、民藝。

 

{513E8EE8-9DA0-4C5F-A773-762C28569FC5}

 

あえて、艶消しの釉薬のものをえらびました。

 

これね、大きいのです。

直径が、私の手のひらを広げたくらいある。

 

あえものや煮物はもちろん、

ごちそうになる まぜごはんとか、

とりわけるスタイルのスープ、とろみのある炒め物、

そして、思いきり 洋なサラダもいいなと思いました。

 

{9F023CB6-3908-4979-8727-F0990533B669}
 
すごく、料理したくなる器です。
またお料理をのせて、登場させます!

 

****

新刊、9月と10月に、2冊!!

『野菜のたのしみ~私の野菜料理133』(小学館)

*定番も新顔野菜のモダンでかっちょいい料理も、

全部!!入れました。本気で使い倒してほしい!

 

『いっしょに作るから、朝がラク!今日の晩ごはん と 明日のおべんとう』(家の光協会)

*晩ごはん → お弁当の工夫をつめこみました。

結果、晩ごはんレシピも超充実。

私なりの、仕切り問題や、冷めてもおいしい問題の解決法ご提案しています!