何を着たらいいか?は、
何を持ったらいいか?
から始まった気がしています。
お気に入りだった、
セリーヌも、バレンシアガも、ピンとこない。
ブランド物が、なんか、様にならない。
年齢を重ねると似合うようになるはずだった?んじゃないんだっけ?
なんか違う?
カジュアル化が進行して、そもそも、ブランドものかっこ悪い?
からかも・・・ですが。
それで、カゴLOVE!だから、気になりつつも避けてきた
山ぶどうのカゴを買っちゃいいました。
避けてきた理由は、
なんか妙に流行ってるんで、
反骨精神が邪魔して(なんだそれ?)しまって。
また、山ぶどうのよさについて語る方々と、
俗物な自分に隔たりがある気がして・・・。
元来、カゴ好きで、
料理ではめっちゃ使うし、インテリアでもよく使い、
熊本で出会った竹のかごや、
倉敷の畳表のかごはバッグとしても使ってきました。
で・・・その王様的な山ぶどう。
お高いものなので、
ちょっと研究もして、時間があるときに、いろいろ見ました。
かれこれ、7、8か月?
中国の方が編んでいるものなら、だいたい、日本のものの半額くらい。
東京なら、江戸川橋に問屋さんを見つけました。
お安く買えるので、正直、買いそうになった・・・。
でも、なんか、買えなかったんですよねー。
日本は、岩手、山形、秋田・・と職人さんもいろいろ。
編み方もいろいろ。
複雑なものほど、お高い。
私もいろんな編み方を見ました。
中に布が貼ってある、貼っていない、
もいろいろです。
最終的には、こちらに。
中に布貼なし。
編み方はオーソドックスな、斜め網代あみ。
ただ、これまで見たものより、
蔓の厚さが厚めで、1列には継なし(当たり前ですが)の
2本どりのものにしました。
編んだご本人から、ちゃんと説明を聞いて、
買うことができました。
『かごは、編み目がわかるから、中を見て買えっていうんだ。
だから布は貼ってないから。』
と・・。
もともと、秋田のかご、イタヤ細工を作ってきたお母さん。
※イタヤ細工は、イタヤカエデの木を薄くけずって編み上げた、秋田角館の伝統民藝。
うちでも、パンカゴに、もうかれこれ10年以上使っています。
思わず、その手をみつめてしまいました。
お父さんと二人で、作っているそう。
たわしで、がんがんこすると、つやも出て、ささくれもきれいになると教わりました。
修理も、してくれます。
でも、こういう自分の目がたよりのお買い物って、
難しい~。
そこ、年の功で楽しみたいな。
ミーハーなので、大大大流行中で、
おしゃれな人がみんな持ってる!
エバゴス(曽我部さんの)と、
ちらっと迷ったことも、お伝えしておきましょう・・・。
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