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親愛なるアルバート ~26歳までに~

1905年にアインシュタインが特殊相対性理論を発表したとき、彼は26歳だった。僕は今年で24歳。特殊相対性理論が彼にとって一つの「天命」だとしたら、僕も26歳までにそういうものを見出したいと思うのだ。これは僕の26歳までの軌跡を綴った日記だ。

わが心を


言葉をつくし語るほどに


それは定義され


一般化される



背景知識や文脈が


中間値の捨象を助長


また


距離によっても


媒体によっても


赤方偏移する光のように


彼方への伝達の旅の過程


エネルギーは失われる




この世界は本当に素晴らしい。


何もかも美しく見える。


僕はなんと幸せなんだろう。


毎日笑って過ごそう。



まわりの友人は良いやつばかりで


愛犬はかわいくて


彼女はとても優しくて


家族は大事で



僕は彼らだけに本当の笑顔を見せよう。


そう、絶対に


彼らだけに。



彼らだけを大事にするんだ。


彼らだけが乗れる船を作って


どんなに他のやつらがそれに乗りたいと懇願してきても、


僕は簡単に見殺しにするだろう。


誰が死のうと僕になんの関係もない。


でも僕の大事な人が死ぬのなら


僕は1週間でも2週間でも泣き続けるだろう。



そんなの当たり前じゃない。


ねえ?


他人を慈しむなんて、


僕にそんな義理がどこにある?


思いやりの安売りなんてしたかない。



僕は僕の愛する人だけを大事にする。


文句があるなら言ってみろ!

有限の人間は何をか知れる?


ほら、すでにこの眼に見える風景ですら


地平線によって限界を与えられているのだ


その先を見ようと舟を出しても


そのうちすぐに日が暮れちまう