おはようございます。

福島駅からの“ちょっと上質な日常”を届ける——JR東日本ホテルメッツ福島のマーケティングに見るヒント


こんにちは、マーケティングパートナーで税理士の山内新人です。

今日は、福島駅に直結した「JR東日本ホテルメッツ福島」に宿泊しています。

朝食をいただきながら、マーケティングの視点でこのホテルの魅力と課題を考えてみました。



■ 駅直結という「立地価値」をどう伝えるか?



このホテル最大の強みは、JR福島駅の構内からそのままアクセスできる圧倒的な立地です。

ビジネスでも観光でも、「迷わず、濡れず、寒くも暑くもなくチェックインできる」この利便性は、他のホテルにはない強み。


👉 しかしこの価値は、慣れていない旅行者や出張者にとっては“気づきにくい”もの。

SNS広告やGoogleマップレビューでは、「福島駅から雨でも安心」や「乗り換え前後に便利」といったキーワードをもっと打ち出す余地があります。



■ 朝食に感じた「地元らしさ」——ある?ない?



今朝の朝食は、ビジネスホテルとしては十分満足できるものでした。

ただ、「これは福島でしか食べられない!」というインパクトは少なかったかもしれません。


✅ 例えば「郷土料理のこづゆ」「福島県産のコシヒカリ」「地酒の粕を使った味噌汁」など、

“福島らしさ”のある朝食メニューが一品でもあると、SNS投稿のネタにもなりますし、記憶にも残ります。


📸 「#福島の朝ごはん」キャンペーンなど、食を通じたマーケティングにもチャンスがありそうです。




■ ターゲット設定は「日常の延長にある上質」層?



お部屋はシンプルながらも清潔感があり、内装も落ち着いています。

ビジネスユーザーにはもちろん、気軽なひとり旅”や“駅チカでゆったりしたいカップル”にも響きそうです。


👔 価格帯もリーズナブルな中で「少しだけ上質な時間」を提供している印象。

こうしたホテルは、「駅チカで迷わない」「安心感がある」「安定のJR系」というブランドイメージを活かしながら、

*旅慣れたミドル層”や“シニアのリピーター層”への訴求を強めていくと、継続的な支持を得られそうです。



■ マーケティング戦略としての提案


  1. 駅ナカ観光との連携パッケージ
     → 福島駅構内の土産物や飲食店とコラボしたクーポン付き宿泊プラン
  2. SNSマーケティング強化
     → 「#メッツ福島で朝ごはん」など、インスタグラム投稿キャンペーン
  3. 宿泊者限定の「福島らしさ体験」導入
     → フロントでの地元銘菓プレゼントや、ロビーでのご当地映像放映など


■ まとめ:日常+αの“記憶に残る滞在”へ


JR東日本ホテルメッツ福島は、ただの駅チカホテルではありません。

ビジネスの拠点として、旅の通過点として、そして日常の延長でちょっと癒されたい時の拠点として、もっと「記憶に残る場」に進化できるポテンシャルを持っています。


今後は「利便性×福島らしさ×快適性」の3点をマーケティング軸として、

“選ばれる理由”を強く伝えていくことで、リピーター獲得にも大きくつながるはずです。