🍑福島のまちから学ぶ、これからのマーケティング
こんにちは、マーケティングパートナーで税理士の山内新人です。
今日は福島県福島市にやってきました。
新幹線の駅を出た瞬間、まず感じたのは「空気がやわらかいなあ」ということ。都会のせかせかした感じとは違って、どこかホッとする雰囲気が広がっています。
小さなまちには、大きなヒントがある
福島のまちを歩いてみると、地元のお店や農産物の看板があちこちに見えます。
- 「〇〇果樹園の桃ジュース」
 - 「△△酒造の地酒」
 - 「地元高校生が考えたスイーツ」 などなど。
 
これって、まさに「顔が見える商品」なんです。
誰が作ったのか、どんな思いで作っているのか――
そんなストーリーが伝わってくると、不思議と買いたくなるし、応援したくなりますよね。
これって、今の時代にぴったりのマーケティングの形なんです。
「安心」は、最強のアピールポイント
福島といえば、まだ「風評被害」という言葉が残っているのも事実です。
でも、だからこそお店の人たちや生産者さんたちは、「ちゃんと安全ですよ」「きちんと検査してますよ」ということを、すごく丁寧に伝えています。
これって、ある意味「ピンチをチャンスに変える」マーケティングですよね。
「弱みを正直に出す」ことで、かえって信頼を得られる。
そんなやり方もあるんだなと、学ばされました。
地元愛がマーケティングのエンジンになる
まちの人と話していて感じたのが、「福島が好き」という気持ちが、あちこちにあふれてるということ。
「うちの桃、マジで美味しいから食べてって!」
「このカフェ、友達がやってて、雰囲気いいんだよ~」
こんな風に、おすすめされたお店や商品って、なんか行ってみたくなりませんか?
広告より、SNSより、人の言葉っていちばん心に届くんですよね。
つまり、“好き”が連鎖するのが、いちばん強いマーケティングなんです。
まとめ:あたたかいマーケティングが、人を動かす
福島のまちを歩いて感じたのは、「売る」ことよりも、「伝える」ことを大事にしている人が多いということ。
- 作り手の思いを伝えること
 - 安心をていねいに伝えること
 - そして、好きな気持ちをまっすぐ伝えること
 
こうした小さな積み重ねが、じわじわと信頼を育て、ファンを生む。
それが、これからの時代のマーケティングなんだと思います。
都会の最新トレンドだけじゃない。
地方のまちにも、マーケティングのヒントはたくさん転がっています。
今日の福島の空気のように、あたたかくて、やさしくて、まっすぐなマーケティングを。
私も、そんなサポートをしていきたいと思います。
