最近の香港はデモのニュースで危ないと感じておられる方が多いと思います。しかし、実際はビジネスでも観光でもとても過ごしやすいところです。マスコミの一部の報道が大きな誤解を生んでいます。

そこで、香港便利帳2019という雑誌に載った香港領事館の和田大使からのメッセージをここに掲載したいと思います。

 

香港へようこそ!赴任、留学、その他様々な目的で香港にいらっしゃる皆様を心より歓迎いたします。 香港は東京と同じぐらい治安が良い上に活気があり、またとても親日的な場所であることを、皆様も実感されることでしょう。

香港は、金融、物流、 情報発信のセンターであり、特に中国本土やASEANへのゲートウェイとして、 日本経済の発展にとって非常に重要な場所です。 例えば、香港からの訪日旅行客数は年間220万人に達しており国·地域別で第4位となっています。また、 香港は過去13年間連続で、日本の農林水産物の最大の輸出先でもあります。さらに、2018年6月時点で香港に進出している日系企業数は1.393社であり、国別で3年連続一位となっています。 更に、日本と香港間の定期直行便数は目本の15都市に就航しており、今後もさらに多くの都市への就航を目指し、関係各方面との協力を強化しているところです。

このような密接な日港関係を背景に、昨年は3月に河野太郎外務大臣が訪港し、11月にはキャリー·ラム行政長官が訪日する等、日港関係にとって特別な一年となりました。今後も一層の交流拡大が期待されています。

当館はこのような日本ファンの多い香港への感謝を示すとともに、香港の方々に対し、日本の魅力をもっと知り、楽しんでいただくために、2016年から毎年、地元コミュニティと協力し、映画、公演、芸術·工芸、スポーツ、セミナー、F&B(food and beverage)等多岐に亘る日本関連の催しを実

施する「日本秋祭 in香港一魅力再発見一」を行っています。2018年は、170を越すイベントが実施され、延べ100万人以上の参加者を記録しました。皆様も是非、「日本秋祭」に参加するとともに、各種機会を通じて、香港で日本の魅力を発信し、交流のパートナーを見つけていただければと思います。

在香港日本国総領事館は、日港関係をさらに揺るぎないパートナーシップにするため、引き続き積極的な役割を担っていきたいと考えます。皆様におかれましても、香港での生活を十分に楽しむとともに、日本と香港の友好親善の架け橋となっていただくことを期待しています。

在香港日本国総領事館

大使兼総領事

和田充広

 

このように、香港はまだまだ魅力のある国です!

アジアへの進出をお考えの方は、その足掛かりに一度香港を訪ねてみませんか?!

11月に視察を計画しておりますので、ご興味のある方は何なりとお問い合わせください。

また、香港に限らず、また視察に限らすアジアへの進出を考えておられる方のご相談も承っておりますので、ご連絡ください。