起業家にとって海外進出を考えるとき
大切なことの一つに


オフィス、住環境そして医療環境があります

ホーチミン市1区のオフィス賃貸料は

一ヶ月25米ドル~40米ドル/平米

1区のサービスアーパートメントは

一ヶ月1500米ドル~4000米ドル

7区ですと800米ドル~2500米ドル

教育施設については、ハノイとホーチミンに日本人学校があって

日本人幼稚園もそれぞれ数箇所ずつあります

医療機関は、日本人医師が勤務する病院や歯科医院もあり

最新設備を備えた近代的なローカルの病院がオープンしてきていて

医療体制も充実しつつあります

では、日系企業の進出状況はどんなものか?!

進出を時系列的に見てみると

1995年:第一次投資ブームーベトナムのアセアンへの加盟
円高によるベトナムへの生産シフト
1997年:アジア通貨危機により投資の減退
2005年:第二次投資ブーム
2003年に投資環境の改善を目的とする首相間合意の
日越共同イニシアティブ、2007年のベトナムのWTO加盟が拍車
2008年:リーマンショック後に投資が激減
日系企業投資額は外国投資全体の約1割程度だが
2009年度に関しては全体の0.8%で
日本からの投資のみが極端に落ち込んでいることが伺える
2012年:2010年から日系企業の進出が加速
2012年の直接投資件数(新規認可ベース)は過去最高の317件

進出企業数及び業種はとみると

日本商工会の会員数はホーチミン765社(2015年4月1日現在)

ハノイ606社(2015年5月1日現在)

日本外務省によると在留邦人数は2013年10月1日現在で12,254人

日系企業1,425社(2015年2月1日現在)

業種別で見ると電子機器や精密機械をはじめとする

製造業が全体の8割を占め

製造拠点又は輸出加工基地としての進出パターンが多くみられます

日系企業の課題としては

投資への慎重さから、韓国・台湾系企業に出遅れている様相

東南アジア随一の消費意欲の高い9,000万人の消費市場

どう攻略するかが進出していための課題になるのではないかと!



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山内税務会計事務所
担当:山 内 新 人(あらと)