皆さん、こんにちは♪
やまうち歯科second stageブログ担当の丹内です😊
お子さんの成長過程でとても大切な食事。
お子さんが食事をする際、
咳き込む、ご飯を上手く飲み込めない、食べられないという症状、
実は摂食・嚥下障害かもしれません(・・;)
今回は摂食・嚥下障害の原因と対策について
ご紹介していきます🍀
【摂食嚥下とは】
「食べ物を見て、食欲が湧き、咀嚼して飲み込む」という
一連の行動のことを『摂食嚥下』といいます。
これらの機能は生まれ持って備わっている訳ではありません。
幼児期に段階を経て学習し、獲得していく機能なのです。
【子どもの成長過程】
5〜6ヶ月 ゴックンができる
7〜8ヶ月 舌で押しつぶしができる
9〜10ヶ月 舌ですり潰しができる
12〜18ヶ月 手づかみ食べができる
しかし、正しい食べ方を学習できないと、
摂食・嚥下障害になる場合があります🚨
そして正しい嚥下ができないと、
肺炎の原因になる誤嚥や
食べ物が喉につまり、窒息死などを引き起こす危険性があります⚡️
しかし、食べるための環境を見直すことで
治療・予防ができるものもあります!
【摂食・嚥下障害 原因と対策】
★舌突出癖
飲み込むとき、前歯の間に舌を押し出してしまい、
舌が上がらなくなり、飲み込みづらくなってしまいます。
身体的な疾患や長期的(乳幼児期〜3才以降)の指しゃぶりが原因。
《対策》
・舌の運動をする
・口唇を閉じて食べる練習をする
★丸のみ
噛まずに飲み込んで、喉に食べ物を詰まらせる原因になってしまいます。
食事のペースが早い、食べ物が固い、柔らかいなどが原因。
《対策》
・食材の形状、大きさ、固さは段階を踏んで与える
・食事前に空腹を少しだけ満たしておく
・ゆっくり食べる習慣をつける
★食欲不振
ストレスや不安から、食べることを嫌がることがあります。
強制することで、拒食反応を引き起こす場合があります。
環境の変化によるストレスや飲み込むのが怖いなど、
原因は様々です。
《対策》
・無理に食べる訓練をすることは、逆効果になる場合があります。
・『食事は楽しい!』という経験を積むことが重要です❗️
お子さんが楽しみながら食事ができるよう、
しっかりサポートしてあげたいですね☺️
それでは、次回の更新もお楽しみに♪
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