先週は言い訳すら出来ずに完全にサボりました・・・(泣)
 
 
 
「 古い木製の玄関引戸ですが防犯の為にアルミ製に取り換えたい 」 というご要望です。
 

 
こんな時に便利なのが リモデル玄関引戸ですね♪
 
LIXIL (トステム)さんの 『 リシェント玄関引戸 』 を採用しました。
 
このリモデル建具は、既存のアルミ戸枠の上に取り付けられるという便利なモノですが、
欠点は敷居の厚さ(2cm)分程が既存の土間よりも高く上がってしまう為につまづき転倒し易くなることです。
 
オプションで段差解消用の見切スロープもありますが、玄関土間の掃き掃除や水洗いをしても外へ追い出す事が出来ないので
土間の中で汲み取らなければならないという不便さがあります。
 
今回の場合は、敷居がコンクリートの埋込式レールですし外のポーチ土間と丁度2cm程の段差があったので
サンダーとコンクリートカンナで削り取る事にしました。
 
 
ランマを取り外して敷居レールを削り取って、
特寸で発注した建具枠をハメ込みます。
 
 
転びを調整しながら固定したら外枠のケーシングを取り付ければ外観は完成です。
敷居レールもポーチ土間にピッタリ付きました。
 
 
内側の既存の土間との境に出来たすき間はコーキングを充填しました。
 
 

これで玄関土間との段差も無くなり、掃き掃除や水洗いの問題も無くなり

今まで通り快適に使う事が出来ます。

 

多分ですが、普通のリフォーム店や工務店は敷居を削ったりまではしないと思います。

 

メーカーは見切材で良しとしてるし、土間タイルを無駄に傷つけるリスクが高いし、

指示を受けた職人も面倒臭くてやりたくないでしょうからね・・・正直自分も躊躇しましたから。

 

でも、お客さんの使い勝手が良い方が喜ばれる良い仕事だよな!と思いチャレンジしました。

 

そうやってムチャが出来るのも、打ち合わせから施工まで一貫して自分がやっているからでしょうね♪

 

良くも悪くもありますけど・・・

 

 

 

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