今回からは具体的に何が変わるのかという話をします。
最初は 「①省エネルギー計算方式」についてです。
難しく正確な説明ではありませんがザックリ重要なところを説明したいと思います。
まず、従来の省エネルギー計算は 『建物の断熱性能』 を測るものだけでしたが、改正された方式では 『建物の断熱性能』 に 『設備の省エネ性能』 が加わりました。
改正された 『建物の断熱性能』 の計算ですが、従来の計算より複雑で面倒臭くなったうえにクリア基準も高くなり、より高品質な断熱性能を満たす事になりました。
また 『設備の省エネ性能』 では空調・換気・照明・給湯・家電など10項目以上の設備を検討しなくてはなりません。
その為に従来の省エネ計算より数倍以上もの時間と手間がかかるようになり、緻密で正確な計算をするための深い知識と正しい理解が求められるようにもなりました。
よって我々工務店はこの 『①省エネルギー計算方式に対応したシステムや組織作りが必要になった』 という訳です。
以上が対応すべき1つ目の課題です。
ほんと大雑把な説明で同業者には怒られそうですねww
次回は 「②断熱材の性能」 についてです。
消費者としてのメリットとデメリットは最後にまとめて取り上げる事にしました。