朝:11時起床。

休日は朝早く起きたいという心がありますが、朝早く起きることを望む心とそれを拒む体との葛藤があり、今日は身体が勝利したみたいです。
 

「朝早く起きねば」という心は強迫観念になるので捨てて、「早く起きたい」と思うことにしました。
 

めっちゃ微妙な変化ですが、そうすれば寝過ごしてもあまり後悔しなくなります。それでも、朝の時間がもったいなかったな感は完全にはぬぐえないですが。

人生は短いなとたまに思います。
60歳までがあっという間のような感覚があって、早くビジネスチャンスをつかまねばという焦りを感じます。

結局は、そのためにはまず日々やるべきことをやるしかないと論理的に結論つくことが多いので、焦ってもあまり考えないようにしてます。

◆自転車がないという課題
 

こないだから自転車がなくて困ってます。

どこかに置き忘れたのか、盗まれたのかわからないのですが、休日は主に自転車移動だから、自転車がないと移動に時間がかかってしまいます。

図書館を数件めぐるような場合では、本は重いので台車の意味でも自転車は必須です。幸い返す本はそんなに多くなかったので徒歩で行けそうなのは不幸中の幸い。

防犯登録番号あるかなーと思って家を探してみるも見当たらず。
これがないと自転車の引き取りができないのでどうしようか。

こういう面倒事があると割とすぐ思考停止して後回しにしてしまう悪い癖があるのですが、ここは踏ん張って購入した自転車屋に電話を掛けて、防犯登録番号を探してもらいました
 

1週間ほどかかると回答を得る。

こういう時間かかる系の作業は特に面倒なので速めの行動が大事だなと思いました。本当は平日に電話かかけておき、土日に回収に行ける体制を整えておくの最適でしたが、まあ行動できたのでよしとしました。


仕事でのスケジュールの回しを覚えても、なかなかプライベートに応用できないのはなぜだろうとふと思いました。

ちなみに、何とか行動できた背景としては、『シンプルリスト』という本に書かれていた内容が効いているのかもしれません。

 

『シンプルリスト』では、リストを作成するコツや実際のリストの例が書かれており、この本の中で、タスクは具体的に書けとありました。

 

例えば車のタイヤがパンクした場合、やるべきことは「タイヤをかえる」ではなく、「自転車屋に電話をかける」がよいという。
 

このやり方に変えると、少しだけ行動できるようになりました。
そしてそのタスクが2分以内に完了する事柄なら、どんなに忙しくてもすぐにやってしまうのがよいそうです。
 

メール、ラインは見たらすぐ返す、などを自身のノウハウとして活用しています。後に回すと潜在意識で覚えていてストレスがかかるし、「遅くなって申し訳ありません。」みたいな文章をつけねばならず合理的でないと考えています。

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借りた本の期限を確認したところ今日までの本が1冊あったので、徒歩で借りていた本を返しに行くことにしました。

 

返しに言った本はこれ『つまり読書は冒険だ』
 


Amazon:つまり、読書は冒険だ。 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義5

 

とても魅力的なタイトルで、中身を見ずに借りたのですが思っていたのと内容が違い途中まで読んで断念してしまいました。早とちりでした。

 

書評の本、または読書術に関する本かと勝手に思っていたのですが、本書は出版関係の人々にインタビューした内容をまとめたものでした。そう言う内容の本が読みたいときに再度読もうかなと思います。

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図書館で少し作業をしていたらコーヒーが飲みたくなったので、近くのドトールへ移動。

 

結構混んでましたが、この結構混んだカフェが自分にとってとても集中できる場所であるようなので、混んでると「よし良いコンディションだ!」と思います。

 

ドトールで読んだ本は以下の3冊。

1.『忍者を科学する』

忍術を総合生活術として、忍者を科学した本。忍者の2台秘伝書や、人相の見方、武器の種類などを幅広く知ることができました。

特に忍者の自然や人への観察眼についての記述が多く、忍具としてのカイロ(胴の火)やロケットなどレアなアイテムも紹介されていて面白かったです。
砂を打ち出す目つぶし用鉄砲の『照砂』や、西洋のダーツに似た棒手裏剣である『打根』などは初めて知りました。

 


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楽天:【中古】 忍者を科学する 歴史新書/中島篤巳(著者) 

 

 

2.『シンプルリスト』

定期的に読み返している本。自分は乱読派で意外と読み返している本って少ないのですが、この本はリストアップしようかなと思うときには必ず読んでます。


Amazon:ゆたかな人生が始まる シンプルリスト (講談社+α文庫)
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3.『空の怪物アグイー』

ノーベル賞作家大江健三郎の作品。表題作は、どことない奇妙さがあり、学生とかが読んだらかなり衝撃受けそうだと思いました。


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以下引用。

 

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「君はまだ若いから、まだ君にとっての空の、100メートルほどの高みは、単なる空に過ぎないだろう?しかしそれは、いまのところ空虚な倉庫ということに過ぎないんだ。それとも君は今までに何か大切なものをなくしたかね?」

 

「猫をなくしました。」

 

「それじゃきみの空には、一匹の猫が浮かんでいるわけだ。」

 

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4.『擬 MODOKI』

本が好きの献本で頂いた松岡正剛氏の著作です。

 

この世は「もどき」でできているとして、社会にある絶妙な「まあい」の話や編集とは何かの話など色々語られています。

 

「社会の継ぎ目があって、この継ぎ目にかかわるところには人知をめぐるゆるみというものがあり、手続きの具合というものがある。この継ぎ目に首尾一貫を持ち込みすぎると、社会は次から次へと責任問題の所在判定とその処罰とで埋め尽くされていく。」と著者は言っています。

 

松岡氏の作品は前から興味があったのですが、なかなか機会がなくて実は初かも。「松岡正剛の千夜千冊」として毎日しっかりした書評を挙げていると噂だけ聞いていました。

 

読んでみると噂通りというか、内容と考察が深い。まだ早かったかもしれないという思いと、難しめの本も読まねばいけないという思いが浮かびました。まだ読み途中。


 


Amazon:擬 MODOKI: 「世」あるいは別様の可能性
楽天:擬 MODOKI 「世」あるいは別様の可能性

 

 

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その後、ドトールが閉店時間になったので遅くまでやっているベローチェに移動しました。

 

今日は、本読んでしかいない、そんな一日でした。