図書館という環境 

最近になって、図書館を利用するようになった。 
いままで図書館というと、学校にある奴 (メディア)しか使ったことなかったのだが、市立だったり独立社団法人だったりする町の図書館に行ってみた。 

この辺だと、あざみ野の山内図書館や青葉台の「本の家」などがある。 

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こないだあざみ野の図書館に行ってみてびっくりした。 

蔵書が多いのである。 

蔵書数自体ではたぶん大学の図書館の方が多い。ただ、大学の図書館はNATUREとかの論文集があるので一般書籍の蔵書はそれほど多くない。 

対して、一般の図書館はほぼすべてが一般書籍なのでかなりの蔵書数である。 

この点にまず驚かされた。 
大型でない普通の本屋以上に本があるといっても過言ではないだろう。 
あざみ野のブックオフとかよりも本の種類が多いように感じた。 

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次に驚かされたのが人の多さである。 

人の層も、主婦からビジネスマン風の男性、年配の方、制服を着た学生などバラエティに富んでいる。学生は話している人々もいたが、大学の図書館に比べ、純粋に本を読みに来た人の割合が多く、ソロが多い印象を受けた。 

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そして、最後に、最も驚かされたのは、椅子に座って本を読む人々の作り出すオーラである。 

読書場所(駅の待合室のようにいすがある)では、30人近い人間がだまって本を読んでいる。本をめくるわずかな音だけがそのエリアに聞こえている。 

これが独特のオーラを作り出し、一種のパワースポットのようになっている。 

実際にそこに交じって本を読んでみると、引っ張られるように本が読めてすごくはかどった。 

本を読むためのベストプレイスは現状ではカフェだったが、これは新たに図書館がトップに躍り出る可能性は高い。 

本を読むのに適した条件は3つ。 
1、 適度なアウェー感。 
2、 適度な気候と適度なガヤガヤ感。 
3、 アクセスが容易であり、安価で繰り返し利用できる。 

カフェはよいが、カフェではどうしても周りで話す声に惑わされる可能性が否定できない。 

そこで、図書館ですよ。 

図書館は今後も利用していきたい、と思った。 

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田町の図書館にも行ってみた。蔵書はこちらの方がさらに多かったが、こちらは少し民度が低い印象。周りでガンガン音を立てたり、何かとうるさかった。 

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そういえば、図書館はどうやって収益を上げているのか、というのは疑問である。 
一説(欧米?)では、延滞料だけで、年間数億ドルの稼ぎがあるところもあるというがそれだけで、経費を賄えることはさすがにないだろう。税金かな? 

有料の図書館の会員になりませんか?みたい広告をいつかどっかで見た気もするが、それも特殊な例だろう。 

図書館利用者の多さからしても、図書館ビジネスは今後行けそうな感じはある、と思った。

 

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ちなみに図書館にもっていくとよいものリストとしては、やはり耳栓は欠かせない。

この耳栓、アメリカとかだと大量に入っているやつあるんですが日本だとあんまりないみたいです。残念。

 

 

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