6月23日は沖縄戦における
集団的な戦闘が終結した日だとされ
『慰霊の日』に制定されています

毎年糸満市にある平和祈念公園(記念と
誤記されることが多いですね)で
式典が開かれ、新たな戦没者の銘が
刻まれます

沖縄好きな方でも、ほど近い荒崎海岸へ
行かれることは少ないと思います

本や語り部の人の話の中には
夜の艦砲射撃に逃げまどい
着の身着のまま裸足で海岸を逃げたなどの
話があります

実際に荒崎海岸へ行ってみると
この海岸を裸足で逃げたのか、と絶句します

そこは、沖縄のビーチで想像するような
白い砂浜ではありません
隆起サンゴがえぐられ
トゲのように侵食された岩石海岸です

靴で歩いてもトゲの形状がわかるほどの海岸を
暗闇の中多くの人が逃げまどう阿鼻叫喚

そこでついえた人たち
あるいは九死に一生で生き延び
新しい生命を育んできた沖縄の人々を
日本は本当に慰霊して来たのだろうか…

今でも荒崎海岸には、遺族しか知らない
秘密の墓所があるそうです





しもきた三線倶楽部