琉球古典音楽を習っている人間にとっては
入門するとすぐに取り組む曲の代表が
さんしんの日で演奏する「かぎやで風節」

民謡を習っている方からよく聞くのが
「かぎやで風節」は難しくて覚えられない!
最初にやる曲がこんなに難しい=古典は難しい
となってしまうようです

古典をやっている身からすると
あっちゃめー小
はんた原
ナークニー
などの方がめちゃくちゃ難しいと感じます

かぎやで風節を最初に習うのは
簡単な曲だからではなく
他の曲に比べて演奏機会が圧倒的に多いから
そして、古典の歌唱法、演奏法の基本が
詰まっているから


子どもたちの奨励賞の課題曲にもなっています


民謡で、祝い節や安里屋ユンタができない人が

いないのと同じです


何千回も歌っていますが、完璧になんて

全然歌えません



最初にやる曲ですが、最後に辿り着く曲かも

知れません


世界中の三線弾きと一緒に歌える素晴らしさよ




しもきた三線倶楽部