先日 Tokai の LS196 を買ってしまいまして

 

 

似て非なる Aria の PE-800 を持っているのに Les Paul は1本欲しかったので、まあいわゆる衝動買いしてしまったわけですが、3、4日弾いて見た感想を↓

 

微妙…

 

ギターそのものはよく作られてはいるんで弾きやすいです。まあ、グレード的にそこは最低限でしょう。

僕的に気に入らない点が2つあって1つはチューニングが狂いやすいってのと、もう一つは Tokai の PAF-Vintage MK2 って PU がいまいちってとこです。

 

チューニングは昔 Gibson 持ってた時にも同じ問題あったんだけど、なんか3弦が合わない。つかなんか狂いやすい。あるいはピッチの問題?いや僕の耳のせい?

チューナーで解放弦で合わせても弾くと合ってないんだよね。特にオクターブ奏法すると違和感が半端ない。5弦とのオクターブで合わせると解放で合なくなるんだよ。なんだろうね?

ペグの問題じゃないと思う。ペグはなんか GOTOH の良いやつに替えられてるんで。

フレットのスケールの問題かもしれんがよくわからない。

なのでとりあえずチューナーでまずA弦だけ合わせてそこからは昔ながらの方法で5Fとハーモニック併用して調節して、最終的に解放弦使わずバーコード押さえた時のチューニングで合わせる(妥協点を見つける)ようにしてます。耳で和音の感覚優先。

でも結局チューナーで見ると全部微妙にズレてるんだけどね。

あと1弦がチューニングが合うくらいのテンションでナットが「ピキッ!」って鳴ります。これもよくあるよね。溝少し磨けば直ると思うけど。

 

もう一つは音。もう PU 交換する気満々です。Duncan の Slash 2.0 にします。

PAF-Vintage MK2 ての悪くはないけど、僕の欲しい音じゃない。こもってはいないんだけどハイがイマイチ出てない。

かなり中音よりなのでズージャーとかにはいいかもだけど、ゲインもそこそこあるんで歪みやすいからどうかなと。

僕の MG-400 の PE-800 用の Slash セッティングだと音が濁っちゃうというか、いわゆる粒立ちがないんで歪みを下げるしかないんだけど、そうすると Slash ぽい音ではなくなっちゃうというジレンマ。

 

PE800 vs LS196 比較して見た

 

演奏もいけてないんですが動画編集が下手くそすぎていまいち伝わらないかもですが、個人的には Tokai PAF-Vintage MK2 より Aria の AL-7 の方が好みです。というか AL-7 てカタログではアルニコとしか書いてないけど Alnico-2 じゃないですかね?たぶん。

てな感じで PU 交換は必至。去年買った Slash 2.0 はアルニコ2でオープンタイプなんでハイが出てると思うから期待してます。

 

あと音だけじゃなく LS196 弾いた後 PE-800 に持ち替えてみると、その軽さとハイポジションでの弾きやすさ等々、全てにおいて PE-800 の方が優ってるのを認識しちゃいますねぇ…

やっぱり PE のモダンな設計が良いんだよね。きっと。

 

唯一 LS196 が PE-800 に勝ってるのはサステイン。そこだけは無闇に重いわけじゃないってことで。

これでもし PU 替えてもイマイチだったら悲しいな。

やっぱり Les Paul は難しい。昔楽器屋で弾き倒したけど「これだ!」って固体に出会ったことないです。モノホンのビンテージは試奏したことないんで知らないけど、80年当時の Gibson は一通り弾いた上での感想です。

その後出たヒスコレとかはもしかしたら良いのかもしれないですけど、トラウマになっちゃてるのともうそこまでの金額出して買う気はしないです。

 

そんなこんなで、これからレスポールタイプ買おうって人には Aria の PE をお勧めしちゃいますね。僕的には。

 

以上です。