突然ですがアンプが欲しくなっちゃいました。
これ一択。これだけあればもういい、みたいな惚れ込みっぷりw
Fender 57 Custom Champ
テレキャスとの相性抜群。
これはもうシングルコイル用アンプの解ではなかろうか?
一応 NUX の Air/Plug どちらも IR に Tweed BS410 てのがあるんで、たまに使ったりしてるんだけど、ちょっと違うだよね。
BS って Bassman ですかね?
1958 Gibson Les Paul Custon + Fender Bassman 59 LTD
やっぱり部屋で聞いたり、空気録音されたものは少し違うのかもしれない。
IRが実物と違ってるんじゃなくて、聞く環境が違ってるんじゃなかろうか?と思ったりするわけです。
で、ここでまたまた Jim Lill さんの登場です。
この動画はこれまでの彼の集大成というか、みんなが聴いてるトーンてなに?というのの結論になってます。
ぜひ動画を見ていただきたいですが、(僕のヒアリング、読解力も怪しいですが)簡単にまとめてしまうと、レコード、CD、ストリーミングを再生して聴いてる音はたとえ同じアンプを使っても部屋では出ないということです。
すでに50年代からレコーディングはアンプのすぐ前にマイク置いて行われており、それをエンジニアがミキシングしたりいろいろいじったりしたものがレコードやCDになってるわけです。
マイクはアンプのネット近くに設置して音を拾ってます。
なので同じアンプで同じ設定にしても部屋で使う環境では同じ音で聞こえないだろうと言うことになります。極端な話、耳をレコーディング時のマイク位置にくっつけて聴いて、始めて同じ音が聞こえるということですかね。
そんなの無理ですよね。
アンプから離れれば離れるほど音が違って聞こえますよね。これは僕も経験あります。
そして90年台以降はアンプ(したがって当然マイク)も使わず、ライン直で音作りは全部 IR らしいです。
それもあってポッティングしてないビンテージの音がよりもてはやされるようになったのかも。アンプ通さないんでハウリングの心配ないですからね。
音響エンジニアリングで散々いじられた後に録音され、再生時には(環境によりますが)ある程度劣化したもの我々は聴いているということです。
極論しちゃうと、レコーディングスタジオ、エンジニアリング時、プレス・録音時、再生時全てでトーンが違ってる、聴いてる音違うかも、ということになりますね。
うーん… これ知ってしまうとブランドものアンプに大枚叩くのアホらしくなってきます。
普通に IR 経由でパワーアンプ通したら良いんじゃなかろうか。そうすれば環境の違いで毎回設定で苦労することなくなるんじゃ?
などと思ってしまいます。
でも待てよと。そんなことばっかしてたら新しい音(トーン)との出会いはないよなと。
偉大な先人たちが作ったトーンがリファレンスとなって IR があるわけで、そればっか使ってたら自分の音作れないんじゃないですかね?
クラプトンもベックも「自分独自のサウンドを持ってないと使ってもらえないから、弾き方と音作りを頑張ったよ」みたいなこと言ってました。
Chris Buck とか、若手でも自分の音追求して確立してます。
やっぱりマネではない自分の納得する音を追求するには、IR は活用するにしても、それなりの努力と投資が必要なんじゃないですかね?
という、アンプ買う牽強付会的我田引水な結論。