2PU / 1V2T を 3Way スイッチで構築するワイヤリングがわからず挫折した前回
ネットで探したんだけど、なんか妙に複雑な配線が多くて納得いかず。
こんなのとか。
前 Amazon で売ってたみたいだけど、なんか違うなと。美しくない。
レスポールとかの3点スイッチ使えば中央が上下ONONなので簡単なんだけど、Fender タイプの 3Way だと独立してるんで同じことは無理なんですよね。
で、日本語だとまともなの出てこないので英語で検索ワード変えたりして探したら、ドンピシャのが見つかりました。Lindy Fralin のサイトです。
https://www.fralinpickups.com/wp-content/uploads/2019/02/HH-Strat-Wiring-Diagram.pdf
これ考えた人天才。
エレキギターに限らないんだろうけど、こういう電気系の配線て正解は一つじゃないんで、いかにシンプルにするかが腕の見せ所なんでしょうね。つか頭だな。
これのすごいところは、ミドルポジションは短絡済みのぐるっとNBパラレルの取り回しになるようになってて、NBのポジションではそれぞれ回路を解放するという設計思想なってるってとこ。すごい。
C端子(COM?)にPUのホットを接続するのがミソですねぇ。頭いいなぁ。
僕のような素人はスイッチ使って繋ぐことばっか考えちゃうんで、こういう発想は出てこないっす。
したらなんか突如確率の問題思い出しましたね。
ほらあったじゃないですか、Pという事象の確率を求めるのに、それ以外(Pバー)を求めて1から引いた方が早いやつ。
そんな感じしないですか?
いやーこれには感動した。
一点注意が必要なのは、上図スイッチはUS仕様で両端がC端子になってて、通常ストラトではショートしてボリュームポットの1番端子に繋ぐやつです。
国産つかアジア産の箱型スイッチではこのC端子は中央の2つになります。
で、試してみました。
いやー、素晴らしい。解決です。
で、ハンダ付け。汚いですけど。
金編みのクロスワイヤーのアース取りがこれでいいのか不明。フラックス塗ってもやたら弾くし。
次開ける時には2本カシメてザグリにボルトオンし、そこからリード線でポットに回します。
コンデンサーはネック0.047uF、ブリッジ0.033uFにしてみました。
もし音が太すぎるようなら容量上げます。
とりあえず完成。
遅くなったので音出しは明日。つか今日だな…
寝不足ですわ。