サッサフラスという木材ご存じでしょうか?
1950年当時、かのFenderも少し使っていた材です。見た目はアッシュぽいですが、少し繊細な感じでなんとなく糠栓に似てますね。
Cort Guitarsのサイトより
サッサフラスには有名な話があって、Eric Johnson御大の使ってた54年モデルのストラトがサッサフラスだったらしいです。
本人それを知らなくて、少しいじったら音が変わってしまい手放したんだけど、気に入ってた音のでるストラトにはその後巡り合えなくてなんでだってことになって、それってサッサフラスだったんじゃね?って元Fenderのリペアマンに言われたらしいです。
その辺の経緯をご本人が語ってる動画がこちら
でですね、こちらのCort Gutars(韓国のギターメーカー)のサイトにスワンプアッシュとサッサフラスの弾き比べ動画あるので聴いてみください。
違って聞こえますよね。サッサフラスのギターの方がエアー感があります。
ベースだと顕著なんですが、鳴り過ぎてないです。
いや、適度に(一部の周波数が)鳴ってないと言った方がいいか。
生音ではサッサフラスの方が大きい音が出るみたいですけど、それはそれだけ逃げてる(減衰してる)と考えて良いのではないでしょうか。
そして、それぞれよく聴いて欲しいんですけど、音色は同じで単に鳴りが印象を変えてるだけと思うんです。
まあこの辺は好き嫌いなんでアレですけど。
僕はこういうのが好きです。適度に良いとこだけ鳴って欲しい。
まさに栓(セン)と同じ系統の材だと思うんですよね。
栓ももっと使われても良いと思うけどなぁ。